KDDI、au向け電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」を発表【レポート】
対応端末第一弾となる「biblio Leaf」 |
ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社により設立された電子書籍配信プラットフォームを提供する株式会社ブックリスタ。同プラットフォームを利用してのau向け「LISMO Book Store」の詳細について以下から発表会の様子を交え見ていこう。
電子書籍リーダ「biblio Leaf SP02」
電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」について
本日の会見はKDDI株式会社 新規ビジネス推進本部長 雨宮 俊武氏ならびに株式会社ブックリスタ代表取締役 今野 敏博らによって行われた。
ケータイ電子書籍の現状のメリット、デメリットに触れた後、では「biblio Leaf SP02」はどういったポジショニングの製品となるのか?といった部分では「biblio Leaf SP02」は電子ペーパーを採用し、目に優しく、端末サイズも大きい所から文字のコンテンツに強い、といった点があげられた。
メリットとしては場所をとらない、いつでもどこでも、などがあげられた
逆に現状の携帯向けでは画面が小さい、バッテリーの問題などがある
「biblio Leaf SP02」は今までのメリットはそのままにデメリットを排除したポジショニングとなる
続いて「LISMO Book Store」。こちらは3Gモジュールを端末に内蔵したことにより、他のリーダに比べ「いつでもどこでも買える」といった点や、「biblio Leaf SP02」の購入時にはプリインストールで100点が用意されていること、クレジットカードを持っていないユーザでもauの電話端末を所持しているユーザはauの決済を利用出来る「auかんたん決済」への対応などが利点となっている。
3GでもWifiでも購入可
3つの「かんたん」
プリセットは100点
配信プラットフォームはソニーリーダーとも株式会社ブックリスタのため、コンテンツ内容はほぼ同一、とのこと。青空文庫にも対応しており、約2000点の無料コンテンツが楽しめる。
また、「LISMO Book Store」では複数デバイスを利用しているユーザは同一アカウントであれば複数デバイス間で都度書籍を購入する必要はなく、一度購入した書籍は同期できるようにする予定であることが発表された。オープニングキャンペーンとして3月末までの購入であれば書籍代が半額となる。尚、ISシリーズへの「LISMO Book Store」の提供も予定しており、こちらは4月頃とのこと。
3月末までならば書籍が半額
マルチユースは現在調整中、とのこと
「LISMO Book Store」の利用料は無料。PCは不要で各端末からのアクセスで全てのサービスを受ける事ができる。書籍の料金設定としては各出版社と個別で調整中であり、出版社により本に比べて高い値段設定や、低い値段設定がでるなどのばらつきがあるそうだ。
ポイントサービスも提供予定で、購入代金の3パーセントがポイントとして還元される。サービス当初は2万点の書籍を準備、2011年度中には10万点まで拡大させる予定とのこと。
記事執筆:29a
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・【一気に攻勢に出てきた「au Android」発表会をまとめて振り返る】
・日本版Kindleなるか!?写真でみるauの「biblio Leaf SP02」
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