Android向けにブラウザー「NetFront Life Browser」を無料配布!


日本の携帯電話はブラウザーとは切っても切れない関係にある。その歴史の中で、iモード登場当時から提供されてきたブラウザーが「NetFront Browser」だ。国内で高いシェアを誇るのはもちろん、欧州でも30%、アメリカでも27%の携帯電話が採用するなど、トップシェアとなっている。

ACCESSは、コンシューマー向けに提供するアプリケーションシリーズとして「NetFront Life」シリーズを開始し、「NetFront Browser」をはじめとしたAndroid端末向け「NetFront Life」シリーズを、Androidマーケットで配信開始した。

第1弾として配信が開始されたのは、HTML5対応のブラウザー「NetFront Life Browser」、ドキュメントビューア「NetFront Life Documents」、ホームスクリーン「NetFront Life Screen」、一筆書きソフトの最新版「Graffiti」の4つだ。すべて無料で入手できる(「NetFront Life Documents」は有料版もあり)。今後、Androidタブレットへの対応も予定している。

狙いのひとつは、Yahoo!JAPANが提供する広告連動型検索機能を搭載したこと。そこで、戦略的パートナーとして、BtoB向けモバイルソフトウェアのノウハウを持つACCESSと、BtoC向けインターネットサービスのノウハウを持つヤフーが提携したのだ。Yahoo!JAPANのトップページはもちろん、「Yahoo!オークション」「Yahoo!ショッピング」もあらかじめブックマークされている。今後、「NetFront Life」シリーズをYahoo!JAPANのさまざまなサービスと組み合わせて提供することで、使い勝手を向上させていく予定だ。

「NetFront Life Browser」は、画面上を指一本で自由な形に囲むことで、画像やテキストを切り取ってスクラップブックに保存できる。端末を傾けるとWebページも斜めに表示する。読み込みに3秒以上かかるサイトは、その内容を読み込み中に小窓に表示する。Webサイトの閲覧中に気になるところがあればチェックをつけて、あとからゆっくり見られる。いままで携帯電話などで培ってきたノウハウが生かされている。

「NetFront Life Documents」は、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)で作成した文書を、スマートフォンのタッチパネル上で閲覧するためのアプリだ。高速表示が可能で、文字検索やテキストコピー、Webページへのリンクにも対応している。

「NetFront Life Screen」は、個人のスマートフォンのホーム画面を、頻繁に利用する機能やアプリを並べて自分専用にカスタマイズできる。各アプリの階層深くまで一つの操作での到達を可能で、シンプルかつダイレクトな使用感を実現している。

手書き文字認識技術「Graffiti」がAndroid版となって登場した。タッチパネル状でアルファベットに似た一筆書きを描くだけで文字が入力できる。

ACCESS

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著者:宮北幸典
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