アプリ開発で資金を援助!第1号はピアノ習得アプリだ【iPhoneでチャンス掴め】
それが、開発援助金だ。この制度は、一生懸命スキルをみがいて、こだわりのアプリを作っている受講生を応援したいという主旨でうまれた。
スクールの運営会社であるEagleと受講生の間で合意のもとに決定され、お互いに協力関係を保ちながら開発を進める。Eagleは、アプリリリースのタイミングで、スクールに支払った金額と同等の援助金を提供し、アプリ販売収益の半分が対象生に支払われるという制度だ。
この制度を利用する第1号が3期生から誕生した。
第1号は、3期生に後藤真一さん、31歳。モバイルゲーム開発会社に社員さんだ。
開発アプリは、「ScaleBach」。
■iPhoneアプリ「ScaleBach」を作ろうと思ったか
趣味でピアノをやってきましたが、対位法という右手、左手が全く別の動きをする奏法の習得が難しく、何か良い練習方法がないかと思ったのが「ScaleBach」を作ろうと思ったきっかけです。また、アプリの開発にあわせて音階の知識も必須になるため、各スケールの勉強も合わせてできたらと思ったからです。
そういった理由から今回は私の好きな曲集である、「バッハのインベンション」をチョイスしました。
このインベンションという曲集は15曲あるのですが、それぞれの曲が各スケールに合わせた作りになっており、今回のアプリにはピッタリだと思いました。
合わせて、ピアノ学習者にとっては必ずといっていい程、壁になるインベンションのイメージを変えることができるかもしれないという、大それた目的もあったりします。とかく嫌なイメージをもたれるインベンションですが、ちゃんと聴けばほんとに綺麗な曲と私は思っております。
こうした思いから、ピアノ、スケール、インベンション、バッハをうまく調合するようなアプリ開発を目指しました。
■実際にiPhoneアプリを作って
「ScaleBach」は私自身の2作目となりますが、今回はOpenALというサウンド関係のフレームワークを学ぶことができたことが本当に良かったと思っています。今回学んだことで、今後開発するアプリに学んだ技術をふんだんに生かせると思います。
また、サウンドの打ち込みやミキシング、音素材集めという、普段やらなかったことに挑戦できたことも仕事の幅を増やせたと思っています。
開発環境では、MACの開発環境はアプリ開発からサウンド開発まで同じ環境で揃えることができるので、本当に助かりました。
■作った「ScaleBach」のチャームポイント
・右手、左手練習モードは質感が無さそうに見えますが、全て手作りです。本当に苦労した部分です。
是非、手にとって練習していただければと思います。
・自動演奏モードは寝る前や空き時間等のちょっとした時間にでも使用していただければと思います。
■これからの目標と希望
まずは、ユーザーの意見を生かして、細かいバージョンアップを重ねていきたいと思います。
また、とにかくバッハにこだわり、ある程度目途がつきましたら、シンフォニア、十二平均律あたりの開発もしていければと思います。
現在は年内リリース予定の作曲アプリに着手しています。
こちらは作曲+気持ちよさ+爽快さを合わせ込んだ本格的なものにする予定ですので、鋭意開発していきたいと思っています。
サウンド関係のアプリを作った経験を生かして、どんどん開発スピードをアップして突っ走っていきます。
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