ドコモスマートフォン「LYNX SH-10B」にソフトウェア更新が提供開始!キーロガー対策
シャープ製Androidスマートフォン「LYNX SH-10B」 |
NTTドコモは、Androidを搭載したシャープ製ドコモスマートフォン「LYNX SH-10B」において9月9日(木)に発表したソフトウェアの脆弱性を修正するバージョンアップサービス「ソフトウェア更新」の提供を13日(月)に開始したことをお知らせしています。修正される脆弱性としては「悪意のあるアプリケーションがインストールされた場合に、お客様のキーボード操作履歴が第三者により取得される場合がある」というもの。ただし、13日(月)時点においても、この脆弱性をつくアプリは確認されていないそうで、ユーザーからの被害申告もないということです。
もし、キーボード操作履歴がオンライン経由で第三者に送付されると、パスワードなどを入力した場合に、そのパスワードが知られてしまうことになるので、LYNX SH-10Bを利用しているユーザーは、ソフトウェア更新を実施しておきましょう。
ソフトウェア更新は、手動で更新する場合には、メインメニューから「設定」→「システム」→「ソフトウェア更新」から実行できます。また、自動更新機能に対応しており、あらかじめ指定してある時間になると自動的に更新されます。初期設定では2時〜4時になっています。更新にかかる時間が約13分となっています。なお、更新中は他の機能は利用できないので注意しましょう。
また、更新は、3Gデータ通信が利用できる状態でのみ行えます。更新のためのパケット通信料は無料ですが、更新のために3Gをオンにして他の通信が行われた場合はパケット通信料がかかります。その他、通話中や圏外時、海外渡航時、Wi-Fi接続中、USB接続でマウントしている状態、MTPモード利用中、電池残量およびメモリ空き容量が不足している場合などの状態では、更新ができないとのことです。
現在、一時停止されている店頭販売についても、当初の予定通り、9月中旬に再開される予定。販売される端末は、脆弱性を解消したものになる見込み。具体的な販売再開日時は、別途案内されるとのことです。
記事執筆:memn0ck
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・LYNX SH-10Bのソフトウェアアップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
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