映画はDVDからストリーミングへ！動画投稿サイトの動向を探る【プロに学ぶ67WS通信】
みなさんはYouTubeで映画が配信されていることをご存知ですか？しかもそれは最初から最後まで、無料で観ることができるのです！
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| YouTubeサイト |
夜中にふと思い立って映画をレンタルに出かけたりしますが、Webサイトで検索するだけで、見たい映画が無料で見れちゃうなんて素晴らしいですよね。今日は、最近の動画投稿サイトの動向を探ってみました。
■無断投稿が多いYouTube
近年ブロードバンドの普及でYouTubeやニコニコ動画を初めとした動画投稿サイトなど、データ量が大きいファイルを扱うサービスが増えてきましたが、それに伴って著作権に関する問題が深刻化してきました。
YouTube でもテレビ番組や映画など著作権に守られている映像であるにも関わらず、無断で投稿されている動画が多数存在します。多くのサイトではユーザーの報告を受けて動画を削除するという対応を行っていますが、これでは埒があかず、かと言って著作権を侵害している全ての動画を自動判別するのも現在の技術では不可能に近いです。
視聴者にとっては見逃したテレビ番組をWeb上で好きな時間に観られるというのは喜ばしいことなので、どうにか権利の問題を気にせず気軽に動画が観られるようになる方法はないのでしょうか？
■映画のストリーミング配信が開始
YouTubeでは先日、新しく映画というカテゴリが追加され、約400本の映画が無料で配信されました。現在では比較的マイナーな映画が多いのですが、無料かつノーカットで観られるので映画ファンとしてはとてもありがたいサービスです。
さらにYouTubeはハリウッド映画の配信も計画しており、映画会社と交渉をしているとのこと。こちらは無料ではありませんが、5ドル程度になる予定なので、DVDをレンタルする感覚で気軽に観ることができます。
映画のデータを販売するサービスは他にもiTunes Storeや、Amazon Video On Demandがありますが、いずれも日本では開始されていませんでした。YouTubeを皮切りにこのようなサービスが増えてくると、もしかしたらレンタルビデオ屋がなくなってしまう時代が来るかもしれません。
それはそれで便利な世界になりますが、大好きな映画コレクションが実体のないデータばかりになってしまっても味気ない気がします…。音楽をCDで購入する人が減ったように、映画もDVDで購入する人が減っていくのでしょうね。
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| iTuneストア |
■テレビの運命は…
映画だけではなく、iTunes Storeにおいてはテレビ番組のストリーミング配信も計画しているようです。Appleは既にApple TVでテレビ業界に進出を始めていますし、GoogleもGoogle TVを開発中とのことで、それぞれインターネットを通じて自社サービスとの連携に力を入れて開発しており、パソコンの機能が付いたテレビのような、新しい家電が登場するのもそう遠くないかもしれません。
現在もテレビチューナーが搭載されたパソコンは多く販売されていますが、Apple TVやGoogle TVはパソコンではないので、よりシンプルで必要な機能が使いやすく作られていると思います。普段の生活でパソコンをあまり使わない人にとっては、テレビにブラウザとメーラーが搭載されてしまえば、パソコンは必要なくなってしまいそうですよね。
■動画サイトはハードウェアを飛び越えた！
今までのような個人の動画投稿、ライブ中継などの機能に加えて今回の映画配信やテレビ番組配信のような新しいサービスもどんどん増えてきています。サービス の拡大に伴ってハードウェアの枠を外れ、パソコンとテレビをつなぐ触媒になってしまった動画サイトをパソコンで観るのは、もはやナンセンスなのかもしれません。
■ロクナナワークショップ
■YouTube 映画カテゴリ
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