世界最小クラスや組み立て済みスーパー二足歩行ロボまで全員集合【真ロボット伝説】


今回は、ゴールデンウィークに突入した秋葉原のロボットセンターから、注目のロボット関連商品をお伝えしたい。

■RB2000が組み立て済みで登場
以前よりお伝えしている高機動二足歩行ロボット「RB2000」が、なんと組み立て不要の完成版で登場した。しかも無線操縦用のリモコンが付いているというから驚きだ。
つまり、この完成版RB2000さえ購入すれば、あとはスイッチを入れるだけで動かせるという簡単さなのだ!
二足歩行ロボットには興味があるけれども、自分で組み立てるのは面倒、あるいは自信がないといったユーザーには、まさに朗報だろう。

RB2000は、前転・側転から鉄棒の大車輪までをこなす、アクロバティックな二足歩行ロボットだ。
さらに、将来的に様々な機能を自由に追加していくことができる柔軟性も備えており、ここが「ただのおもちゃロボット」ではない大きな特長だ。
組み立て済みのセットで気軽に始められると同時に、いつまでも飽きずに使い続けられるのではないだろうか。

RB2000に使われている部品の性能を考えると、大特価としか言えない価格となっている。二足歩行ロボットを始めたいとお考えの方は、ぜひこのチャンスをモノにしてほしい。RB2000完成版は、リモコンとのセット価格で税込み63,000円だ

■RB300も特別価格
RB2000は、サーボモータを13個使用した本格二足歩行ロボットだが、その弟分とも言えるロボットキットが「RB300」だ。
ロボットの関節であるサーボモータの数は3個というシンプルさだが、この単純さでありながら、二足歩行と重心移動を実現しているという、れっきとしたロボットなのである。
お手軽二足歩行ロボットRB300

今回、RB2000の完成版の登場に合わせて、RB300も特別価格で登場した。お値段は14,700円。残念ながらこちらは完成版ではないが、そもそも組み立てがRB2000よりも格段に簡単なため、さほど問題にはならないだろう。

RB300はお手軽二足歩行ロボットであると同時に、上級者向けの「パーツ取り」のアイテムとしても注目できる。
二足歩行ロボットに使われているサーボモータやCPUボードといったパーツ類は、高性能であるがために、単品で購入するとやや高い場合が多い。しかしRB300のような小型ロボットを、「組み立て用キット」ではなく「パーツ購入用セット」として見ると、非常に安価なのだ。

RB300の例で言うと、フレームや電池ボックスを除いても、CPUボードとサーボモータの単品販売価格の合計は34,650円にもなる。このセットが、今回の特別価格では14,700円で購入できるわけだから、お手軽キットとはいえ見過ごすわけにはいかないだろう。RB300は税込み14,700円で、インターネットの「ロボットショップ」あるいは秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」で購入可能だ

■ゼンマイで動く「おちない」ロボットが登場
こちらはうって変わって、おもちゃのロボット。ロボットのおもちゃというと、エレクトロニクスを駆使した高性能なものが多いが、ここでご紹介する「Robot mate(ロボットメイト)」は、ゼンマイの動力で動き回る小型ロボットだ。
ゼンマイで動く「おちない」ロボット


動画:ゼンマイで動く「おちない」ロボットムービー
ゼンマイで動く「おちない」ロボットムービー

しかも、ただ動き回るだけではない。なんと車体前方にセンサーとなる車輪が設けられており、机の端にさしかかるとクルリと向きを変えるのだ。この構造をゼンマイで実現したのは、レトロながらハイテクといえるのではないだろうか。

ただ動き回らせるだけではなく、2台用意して対戦させるのも意外と面白い。動画を用意したのでそちらで堪能して欲しいが、シンプルなだけに様々な遊び方ができそうだ。ゼンマイのロボット「Robot mate(ロボットメイト)」は税込み294円で、秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」で発売中だ

■世界最小クラスの量産型二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」
秋葉原のロボットセンターで、隠れたヒット商品となっているのがこの「ロボQ」だ。
なんと高さがたったの3.4cmでありながら、リモコン操縦と内蔵AIによる自動操縦にも対応したという、科学技術の結晶のようなロボットだ。
世界最小クラスの量産型二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」

ロボット本体と専用の赤外線リモコン、サッカー用ボールがセットになっている。リモコンの表には、ロボットをしまうスペースが付いているという小技が光る力作だ。ロボット自体には、外部認識用の赤外線センサーや充電端子が装備されており、ロボットは内蔵の超小型バッテリで動作する。

超小型の筐体を揺らしながら、ちゃんと二足歩行ができるようになっており、リモコンで前進・旋回・スピード調節が可能だ。また、自律動作モードとして「対象を追いかける」モードと「対象を避ける」モードの二つが用意されており、サッカーをさせたり迷路を抜けさせたりと、これも遊び方は無限大といえるバリエーションを持っている。大人も子供も楽しめるおもちゃなので、ちょっとしたプレゼントに最適といえるだろう。世界最小クラスの二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」は1,260円から

ロボットのことならなんでもヴイストン ロボットセンター
No1の品揃えロボットショップ

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