【速報】時代は3Dへ!パナソニック、次世代の3Dテレビと3D対応レコーダーを発表


パナソニックは2010年2月9日、東京国際フォーラム ホールB7において、報道関係者向けにプラズマ/液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」とブルーレイ/DVDレコーダー「DIGA(ディーガ)」の新製品発表会を開催した。

同社は、
「パナソニックは、1952年に国内で白黒テレビを発売して以来、カラーテレビ、大画面ブラウン管テレビ、そして薄型デジタルハイビジョンテレビに至る今日まで、アイデアと技術で、常に新しい付加価値をお客様に提供し、業界をリードしてまいりました。そして、今回もまた、パナソニックは、テレビの新しい時代の幕を開きます。」と、コメントしている。

■テレビに革命!世界初3D対応テレビ「ビエラ VT2シリーズ」
目玉は、世界で初めてフルハイビジョン3D映像も楽しめる新次元3D対応 ビエラ最高画質シリーズ VT2シリーズだ。

本シリーズは、PDPの高速表示特性を活かし、さらに発光効率を当社09年PDP比約2倍(同社07年PDP比約4倍)に高めるとともに、残光が短くキレのよい新開発の蛍光体や新開発の高速パネル駆動も採用した3D対応「フル・ブラックパネル」を搭載。これにより、右眼左眼用の映像が交互に高速表示される3D映像でも、2重像(残像による左右映像の重なり)を大幅に抑えたクリアな3D映像を楽しむことができる。

また、予備放電レス発光の実現により、1画面内で同時に表示できるネイティブコントラストで、業界最高の500万対1を実現。さらに、明所コントラストも従来品比 約2倍に高めることで、3D、2D映像を問わず、「黒」が冴えた高い質感の映像美を楽しむことができる。

さらに、フルハイビジョン3D映像も表示できる高いポテンシャルは、従来品比 約2倍の豊かな階調 表現力で、微妙なグラデーションも一層なめらかに描写、2D映像も一層高画質に楽しむことができる。

加えて、「ハリウッドカラーリマスター」による豊かな色表現力や世界最高の動画解像度1080本、人間の視覚特性を活かし視聴環境に適した高画質に自動調整する機能など、高画質を追及した。

また、年間消費電力量を、2D表示の従来品と比べても、約13%削減(50V型の場合)するなど、高画質と省電力を両立させている。さらに、パナソニック独自の『エコナビ』を搭載。センサーで視聴環境を検知し、適切な明るさや画質に自動調整したり、使っていない機器の無駄な電力を低減するなど、「エコナビ」がムダを見つけて自分で省エネしてくれる。

また、リビングのディーガに録画した番組を、寝室など離れた部屋の本機で再生して楽しめる「お部屋ジャンプリンク」機能など、進化した「ビエラにリンク」で、もっと楽しさがひろがる。
世界初3D対応テレビ「ビエラ VT2シリーズ」

■3Dディスク対応「ブルーレイDIGA」
パナソニックは、「ブルーレイDIGA」の新シリーズとして、世界で初めてブルーレイ 3Dディスクの再生に対応したDMR-BWT3000、DMR-BWT2000、DMR-BWT1000の計3機種を4月23日より発売する。

本製品は、同時に2つのハイビジョン映像を処理することが可能なデコーダー機能を「新ユニフィエ(UniPhier)システムLSI」に搭載することにより、世界で初めて、最先端の映像圧縮規格であるMPEG-4 MVCにより製作されたブルーレイ3Dディスクの再生に対応した。

さらに、高画質回路「新リアルクロマプロセッサ」(BWT3000は「新リアルクロマプロセッサplus」)と「階調ロスレスシステム」が更に進化。映像本来の質感や豊かな階調を忠実に再現する。

また、第4世代のMPEG-4 AVC/H.264エンコーダー「新アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、2番組同時の「フルハイビジョンW 10倍録画」を実現。50GBのブルーレイディスクに約43時間 、4.7GBのDVDに約4時間のフルハイビジョン録画が可能だ。

本体は、奥行き239mmの省スペースデザイン、待機時消費電力約0.1Wを実現するなど、地球環境に配慮したエコ設計となっている。また、「スカパー!HD」のハイビジョン録画に対応。さらにAVコンテンツを家中どの部屋でも見ることが可能な「お部屋ジャンプリンク」や「無線LAN」に対応するなど、充実のネットワーク機能も搭載している。さらに、BWT3000とBWT2000には、HDMI出力端子を2系統搭載した。
リビングでフルハイビジョン3Dの映像を楽しむことができる

パナソニックは、世界初フルハイビジョン3D対応の「ビエラ VT2シリーズ」で、新しいテレビ時代を創造していくとしている。

「VIERA」製品情報
「DIGA」製品情報
パナソニック

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