Windows 7搭載パソコンが続々と発売!キーパーソンが語るPC戦略
Windows 7に期待していたのはユーザーだけではない。パソコンメーカー各社は、Windows 7搭載の新製品を次々と発売している。Windows 7は、今までのWindowsと比べ、大幅に改良されているだけでなく、「マルチタッチ」と呼ばれる新機能まで搭載しているからだ。
マルチタック機能とは、指でタッチしたり二本の指でアクションをおこすことで、様々な機能が働く新しいインターフェイス。キーボードやマウスを使わずに済むうえに、画面状のボタンを押したりテーブルゲームの駒を指で動かすなどの直感的な操作ができる。
このマルチタッチ機能に対応したパソコンは、新しいパソコンのユーザー層を開拓できるのではないかと期待されており、実際に対応ソフトも続々と登場している。また、ネットブックよりも高性能な「ライトノート」「ネットノート」などと呼ばれる新しいノートパソコンも明らかとなった。
そこでITライフハックでは、Windows 7を投入したパソコンメーカー各社のキーパーソンに、新製品の特長とその戦略をうかがった。そこには各社それぞれの思惑があった。
■キーパーソンが語るPC戦略
・レノボ 山田氏に聞く!IdeaPadとThinkPadの日本市場でのゆくえ
2009年10月24日〜25日の秋葉原ではマイクロソフトが主催する「Windows 7博覧会(セブン博)」でお祭り騒ぎのようだったことは記憶にも新しい。実は、セブン博にあわせてThinkPadでお馴染みのレノボも、一般ユーザー向け「レノボ・ジャパン タッチ&トライ イベント」をカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店にて開催している。
・NEC 渡邉氏が語る!NECのWindows 7搭載パソコンの特長とPC戦略
NECは、Windows 7を搭載した個人向けパソコン「LaVie」「VALUESTAR」「Lui」8タイプ48モデルを商品化し、2009年10月22日より順次発売を開始した。新製品の発売に先立ち、報道関係者向けに新商品の内覧会を開催、新モデルのデモンストレーションが実施された。
・東芝 PCマーケティング 影山部長が語る!東芝のノートPC新製品とその戦略
株式会社東芝は、2009年10月22日に開催されたマイクロソフト Windows 7 一般向け発売記念 記者発表会にあわせ、ザ・プリンス パークタワー東京 B2F コンベンションホールにて東芝ノートPCの新商品特別内覧会を開催した。内覧会では、ネットブックを超えたネットノート「dynabook MX」や、ブルーレイに5倍速ダビングができるAVノート「Qosmio G60」のほか、同社の最新ソフトウェアテクノロジーを参考出展した。
・ネットブックより高性能!ライトノートも登場した「Windows 7博覧会」 - 後編
特設ステージでは、日本エイサー 事業支援本部マーケティング部 マーケティングコミュニケーション課 マネージャー 瀬戸 和信 氏がプレゼンテーションを行っていた。同氏がコンシューマー向けにプレゼンを行うのは、今回が初めてとのこと。
・ウルトラセブンも登場!マイクロソフト、「Windows 7博覧会」を開催 - 前編
マイクロソフトは2009年10月24日〜25日の2日間、Windows 7の発売を記念して、ベルサール秋葉原においてWindows 7を体験できるイベント「Windows 7 博覧会(セブン博)」を開催した。
Windows 7は10月22日発売開始されたが、発売後はじめての休日ということもあり、会場には多くのファンが詰めかけた。