インテル 吉田社長に独占取材!最新プロセッサーの魅力とは
今回のイベントでは、インテルの最新プロセッサー※の動作を直に体験できるデモンストレーションに加え、ハードウェア・メーカーやパソコンショップによる最新パソコンの展示、インテルグッズが当たるアンケートなどが実施された。
※Core i7-870/860/750、Core i5-750
■価格帯と性能が違う - インテル 吉田社長
イベントの会場内にいたインテル 吉田社長に、最新プロセッサーの魅力を語っていただいた。
インテル 吉田社長 |
吉田社長は「Core i7は、以前はワークステーションやハイエンドのデスクトップ向けのモデルでしたが、今回のCore i7とCore i5はボリュームゾーンの価格設定を意識しています。非常に求めやすい価格帯でそれぞれメーカーさんが作られますので、それが一番の違いです。
2つめは性能です。ターボ・ブーストの効果で限界まで(プロセッサーの)クロックをダイナミックに上げることができます。」とのこと。
最新プロセッサーは購入しやすい価格帯だが、性能も期待できる点でコストパフォーマンスに優れたプロセッサーといえるだろう。
■日本が一番売れた!- インテル吉田社長、Intelスティーブ・ダルマン副社長
イベントのオープニングは、インテル社長 吉田和正氏とIntel本社セールス&マーケティング本部 副社長 兼 インテル・リセラー・チャネル統括部 部長のスティーブ・ダルマン氏が登場した。
インテル吉田社長 |
吉田社長は開口一番、「今日は新しい製品を皆様に触っていただいて楽しくイベントを盛り上げてもらいたいと思います。」と、今回のイベントの趣旨を述べた。
Intelスティーブ・ダルマン副社長 |
引き続き、この日のためにアメリカのオレゴン州から秋葉原に駆け付けたスティーブ・ダルマン氏「新しいCore i 7プロセッサーはターボ・ブーストの効果により既存のCore i7-975 Extreme Editionに比べて約80%ほどの性能の向上が見込めることがわかりました。 吉田社長とともに新しいCore i7とCore i5のプロセッサーの発表をさせていただき、皆様とお祝いしたいと思います。」と、新しいプロセッサーの優位性について語った。
吉田社長は「今、スティーブが言いましたけど、私もビックリしたのですが。これ(新しいプロセッサー)が発表されてから1週間の中で売れた数というのは、日本が一番多かったそうです。
なぜ、一番多いのかというのは、アキバの皆さんが見て絶対楽しいと、持って帰って作ってみようとどんどん買っていただいた結果だと思ってます。これは物凄いことだと思います。」と、最新のプロセッサーが早くも人気を得ている点を協調した。
■最新プロセッサーを搭載したパソコンを展示
「Intel Technology Day in Akiba 2009」では、インテルによるプレゼンテーションのほかにインテル最新プロセッサーの比較体験コーナーや、パソコンショップによる搭載パソコンの展示 対応製品の展示、PC選び相談コーナーなどもあり、パソコンを知らない人でも楽しめるイベントとなっていた。
インテル最新プロセッサーを搭載したパソコン | イベント会場の様子 |
■Intel Technology Day in Akiba 2009
■インテル