高級感あふれるボディ!人気のネットブック「Aspire One」【気になるPC】


2008年に引き続き、2009年もパソコン業界の話題の中心となりそうなのが、昨年登場した「ネットブック」と呼ばれるミニノートPCだ。ネットブックはネットブラウズや電子メールを目的として開発された低価格なノートパソコン。機能面では通常のノートパソコンに劣るものの、インターネット専用パソコンとしては十分な性能を持っており、5万円を切る低価格で購入できることから2008年の年末商戦でも爆発的にヒットした。
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当初は低価格だけが売りものだったネットブックも最近では高性能化が進み、「Inspiron Mini 12」のように高度なグラフィックスを要求しなければ通常のノートパソコンと遜色なく使える製品まで現れた。
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今回紹介するネットブック「Aspire One」は、CPUに小型で省電力のインテル AtomプロセッサーN270 1.6GHzを採用し、1ギガバイトのメモリーを標準で搭載。8.9インチ液晶(1,024×600ピクセル)に加え、液晶ディスプレイの天板は「成形同時加飾転写システム」により高い耐摩耗性と深みのある光沢を実現している。
ボディ全体は、曲線を活かしたデザインにより手にもった際に自然と手に馴染む。

バッテリー稼働は、最長約3時間。サイズは幅189mm×暑さ155mm×高さ25.4〜33mm(突起部含まず)、重さは約820g(標準バッテリー装着時)。

「Aspire One」は、2008年の第3四半期のシェアNo.1を獲得している。
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では、2008年の第3四半期のシェアNo.1のネットブック「Aspire One」をみてみよう。


■デザイン性に優れた「Aspire One」
本体サイズは幅189mm×厚さ155mm×高さ25.4〜33mm(突起部含まず)、重さは標準バッテリー装着時で約820g。A5サイズ以下のコンパクトなボディを実現している。
写真1 左斜め前からみた「Aspire One」写真2 右斜め前からみた「Aspire One」


■側面のインターフェイスをみてみよう
左側面にはAC端子、RGB端子、LAN端子、USB端子、SDカードスロット。右側面にはマイク端子、ヘッドフォン端子、USB端子×2、All in Oneカードリーダー※、ケンジントンホールを備える。
※SDカードスロットとSD/MMC/RS-MMC/ メモリースティック (PRO) / xD-Picture Card対応
写真3 左側面からみた「Aspire One」写真4 右側面からみた「Aspire One」


■前面と背面からみてみよう
背面には着脱可能なバッテリーを備える。バッテリー駆動時間はメーカー公称値で最長約3時間。別売の6セルバッテリーを購入すれば、最長約7時間の使用が可能。
写真5 前面からみた「Aspire One」写真6 背面からみた「Aspire One」


■液晶ディスプレイとカメラ
液晶ディスプレイは8.9インチワイド光沢ディスプレイで、1024×600ピクセルのWSVGA表示に対応。
周辺光の乱反射を低減する「Acer CrystalBright テクノロジー」により屋外でも鮮やかな画面表示ができる。さらに省電力機能と長寿命のLEDバックライトによってバッテリー消費も抑えられている。

30万画素のWEBカメラを内蔵。インターネットに接続してカメラ対応のチャットソフトを用意すれば、テレビ電話やビデオ会議が手軽に楽しめる。
写真7「Aspire One」の液晶ディスプレイ写真8「Aspire One」の内蔵カメラ


■キーボードとポインティングデバイス
ボディはA5サイズだが、88キーの日本語JISキーボードを実現。通常のデスクトップキーボードの89%サイズを保ち違和感のないキータイプを可能にした。
ポインティングデバイスには、静電式のタッチパッドを採用。クリックボタンを左右に配置した独自レイアウトで省スペースながらも操作しやすいパッド操作を実現した。
写真9「Aspire One」のキーボード写真10「Aspire One」のタッチパッド


■スペック表
表1.Aspire Oneの主なスペック
CPUインテル Atom プロセッサー N270 1.6GHz
メモリー標準1ギガバイト(最大1ギガバイト)
ディスプレイ8.9インチ(1,280×600ピクセル)
ハードディスク160ギガバイト
WEBカメラ30万画素
本体サイズ249(幅)×170(奥行き)×29(高さ)mm
重さ約1.06kg(標準バッテリー装着時)


「Aspire One」製品情報
日本エイサー株式会社

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