Google携帯から犯行予告通報サイトまで!トレンド用語 下半期の総まとめ【′08 年末年始特集】
今年の後半は、世界的金融危機へと向かっていった世相を反映してか、犯行予告通報サイトの「予告.in」や国内最大級のフィギュアイベント「ワンダーフェスティバル2009[冬]」の延期など、扱うキーワードもシリアスなものが多く見うけられました。
その一方でインターネットやパソコンに幼いころから親しんでいる「デジタルネイティブ」や「拡張現実」を応用した電脳フィギュアなど、新たな時代を象徴するキーワードも登場しています。
メインマシンにも使える? ネットブックは進化中
最近話題なのが、低価格なミニノートパソコン。3万円台から6万円台と、これまでのノートパソコンの1/3から半額程度で購入できることから2008年のヒット商品となっています。このミニノートパソコンはネットブックともよばれていますが、ネットブックって単に安くて小型のノートパソコンのことを指すのでしょうか。
話題のネットブックについてみてみましょう。
グーグル携帯(Android)が目指す世界 パソコンなしでもネットを活用へ
ドコモやソニー・エリクソンからグーグル携帯が来年(2009年)に発売されるという発表が続いています。
グーグル携帯と呼ばれてもいるケータイ(スマートフォン)は、Android(アンドロイド)と呼ばれるグーグルが提唱する携帯電話用のプラットフォームです。
今後、ケータイ市場で大きな勢力となりそうな、このAndroidですが、普通ののケータイやスマートフォンとはちょっと違うようです。
どちらも苦渋か 「内定取消し」は解雇と同じゆえに…
サブプライムローンを発端にした金融危機から日本の景気も夏以降に一気に冷え込み、企業の派遣社員切りが問題となってきましたが、さらに新卒学生企業の内定取消しにまで影を落としてきました。
経営悪化を理由に内定取消しをした企業側では、学生に補償金を提示するなど社会問題にも発展しています。
招待制を棄てオープン化に向かう「mixi」 これまでの問題と今後の課題
2008年11月27日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)の大手mixiがオープン化を発表しました。
mixiの代名詞といわれていた招待制を廃止して登録制とし、利用者の年齢制限を緩和することで15〜17歳でも利用できるようになります。
mixiといえば、これまで招待制を採用しており、mixi登録ユーザーから招待されない限り見ず知らずの人がいきなり利用できないことから人気を集めてきました。
アキバPC伝説の黄昏 老舗PCショップ九十九電機が倒れる
秋葉原を拠点に展開している老舗パソコンショップ 九十九電機が2008年10月30日、民事再生法の適用を申請しました。負債総額は約110億円。
11月21日、同店の在庫と店舗の担保権を持つNECリース株式会社が権利を行使したため、一旦営業を停止。11月26日ネットショップが営業再開され、店鋪も11月27日に秋葉原ツクモ9号店(特設店舗)で営業を再開。そのほかの店舗も12月初旬を目処に再開されるそうです。
アナログなんて知らないよ! デジタルネイティブが開く時代
世代の壁を超えて時代は流れていきます。1980年代後半から1990年代前半に登場したインターネットは、今や世界中に普及しています。
こうした中、生まれながらにインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた世代が世界に増えてきました。人は彼らを「デジタルネイティブ」とよび、次世代を担う人々とみています。
違法、合法どっちなの? 遂に逮捕者もでた「マジコン」
11月13日、ニンテンドーDSソフトをマジコンとともにネットで販売していた男性ら3人が逮捕されました。
このニンテンドーDSソフトはマジコン「R4 Revolution for DS」でバックアップしたものです。
これまでインターネットでのゲームソフトの違法ダウンロード販売は後を絶たず、任天堂をはじめとするゲームメーカー54社はマジコンの輸入・販売行為の差し止めを求めるといった行動にも出ています。
最近人気復活の“SE”って日本だけしかいないの?
金融不安による景気後退が指摘される中、人気が復活しているのがSEなどの技術職です。
特にインターネットなどでは、“SE”というワードが頻繁に登場します。IT関連の技術系の職種というのは何となくわかりますが、実際のSEってどんな職業なのでしょう。
このSEという職種、日本と欧米では、ちょっと認識が違います。
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