【知っ得!虎の巻】2台のモニターでデスクトップを広く使おう
またデスクトップパソコンでもモニター出力が2つある場合には、2台の外部モニターを接続することで、やはり2画面によるWindows環境を実現できる。
モニターが2台並ぶと邪魔に思う人がいるかもしれないが、Windowsのデスクトップ画面が広がるメリットは大きい。
たとえば、片方の画面でワープロソフトを起動して原稿を書きながら、もう片方の画面ではブラウザで資料となるWebページを閲覧するといった使い方ができて便利だ。
そこで今回は、2台のモニターでデスクトップを広く使うテクニックを紹介しよう。
■知っ得 No.0057 デュアルモニターで快適なデスクトップ環境を作る
パソコンにもう1台モニターを接続できるのであれば、これを活用しない手はない。2つの画面をひとつの大きな画面として利用できるからだ。
ここでは、Windows Vistaのパソコンにモニターをもう一台接続して、デスクトップの作業範囲を広げたり、メインのモニターを入れ替えて利用したりする方法を紹介しよう。まずは設定する前に、パソコンにもう1台のモニターを接続しておこう。
●2つのモニターをつなげてデスクトップを幅広く使う
メインのモニターと2台目のモニターを利用して画面を繋げた状態にし、マウスポインタやウィンドウなどは2つの画面間を移動できる。デスクトップの作業範囲を広くできるので、複数のウィンドウを開いて作業するときに便利だ。2台目のモニターを有効にするには、以下の設定を行う。
デスクトップ上で右クリックして[個人設定]を選択し、開いた[個人設定]ダイアログボックスから[画面の設定]をクリックする(画面1)。[画面の設定]ダイアログボックスが開く。表示されているモニターアイコンの[2]を選択する(画面2)。
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画面1[画面の設定]をクリック | 画面2 モニターアイコンの[2]を選択 |
[デスクトップをこのモニター上で移動できるようにする]のチェックボックスをオンにする(画面3)。
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キ画面3[デスクトップをこのモニター上で移動できるようにする]のチェックボックスをオン |
[OK]または[適用]をクリックする(画面4)。[この画面設定をそのままにしますか?]のメッセージが開くので[はい]をクリックする(画面5)。
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画面4[OK]または[適用]をクリック | 画面5[はい]をクリックする |
これで設定が有効になり、2番目のモニターにも画面が表示され利用できるようになる。
なお、設定を解除するには、同じ手順で[画面の設定]ダイアログボックスを開き、[デスクトップをこのモニター上で移動できるようにする]のチェックボックスをオフにする。
次のページでは、メインとして利用するモニターを切り替える技と、設定の配置と実際のモニターの配置の左右が違う場合の対処法を紹介しよう。
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