【カオス通信】男塾か、ビーンか、俺フィギか?! 日英米ギャグ映画大決戦


景気の悪いニュースばかりが流れる今日この頃。そんな時は、頭を空っぽにして笑える映画を観ればいいじゃない! ということでギャグ映画を1日で3本観てきました。公開中の映画では『アメリカン・ギャングスター』とか『いのちの食べかた』なども気になっていましたが、それはまた後日観ることにして、今回は笑える映画のレビューをしてみたいと思います。

■『魁!!男塾』(日本映画)
監督・脚本:坂口拓

この映画は「アクション映画」や「男の映画」という文言で語られることが多いようですが、自分的にはどう見てもギャグ映画であります。アクションや友情のシーンは確かに多いものの、日本刀をぶら下げて商店街を堂々と歩いたり、一桁のかけ算に四苦八苦したり、江田島塾長のスキンヘッドをピカピカに磨き上げるシーンなどは、まさにギャグ映画そのもの。鑑賞する際は、ギャグが基本と考える方がいいでしょう。
長ラン、ハチマキ、ポン刀でキメた、男塾一号生筆頭・剣桃太郎。映画館では暗転時に「上映開始であーる!」という塾長のお声が流れてました。

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