【大人の物欲】世界にひとつの輝き!こだわりの″シルバーアクセサリー″を作る


個性を演出するアイテムとして、アクセサリーにこだわりを持っている人は多いであろう。一昔前までは、アクセサリーといえば女性専用のおしゃれアイテムというイメージが強かったが、最近では自分らしさをアピールするアイテムとして男性でもアクセサリーを身につける人が多くなってきた。

とはいえ、市販のアクセサリーでは、どことなく自分らしさが物足りないという人も多いだろう。また親しい人と同じアクセサリーを身につけたいという人もいるだろう。そこで今回は、純銀製アクセサリーの手作りキット「PMC3 スターターキット」でオリジナルのシルバーアクセサリー(シルバーアクセ)作りに挑戦してみた。

■初心者でも失敗しない魔法のキット

「PMC3 スターターキット」は、ホンダ産業と三菱マテリアルで共同開発した"シルバーアクセ"を作るキット。シルバーアクセを作るために必要な道具や材料がすべて揃っているので、このキットだけでオリジナルのリングやペンダント、ブローチなどを制作できる。
「PMC3 スターターキット」の中身純銀アクセの手作りキット「PMC3 スターターキット」の化粧箱
「PMC3 スターターキット」の中身純銀アクセの手作りキット「PMC3 スターターキット」の化粧箱

アクセ作りに使用するシルバークレイ(純銀粘土)は、純銀の微粉末と水、バインダーと呼ばれる結合材の3つからできた特殊な粘土。子供の頃に粘土で遊んだ要領で好みのデザインを造形し、カセットコンロや専用のポットで焼成すると、水とバインダーが蒸発して純度99.9%の純銀アクセサリーを作ることができる。

市販の天然石やシルバーチェーンを使用すれば、バリエーションの高い作品を作れるし、砂を吹き付けて金属の表面を削るサンドブラスト加工用工具「サンドエッチ」や、そのデザインシートを使う方法もある。アイデア次第でひと味違ったシルバーアクセを作れる。

■シルバーアクセ作りに挑戦

早速、シルバーアクセを作ってみよう。今回は、定番ともいえるリングに挑戦してみた。制作工程は、1.造形、2.乾燥、3.デザイン、4.焼成、5.磨きという5工程に大別できる。

造形は、文字どおりに粘土をこねてアクセの形を作る。袋から粘土を取り出したら、手早くこねてアクセの形を作ろう。アクリル板などを下敷きにして粘土を細長く伸ばしたら、自分(またはプレゼントする人)の指にあった指輪木芯棒に紙を巻いて、その上に形を整えた純銀粘土を巻いてリングの形にする。

芯棒に粘土を巻き付けた状態で、粘土を乾燥させる。ドライヤーを使えば、30分程度で乾燥できる。粘土が完全に乾燥したことを確認したら、ペンなどを使ってデザインを下書きしよう。次に、カッターや彫刻刀、ヤスリなどでデザインの形を整えていく。
粘土をリングのかたちにする粘土にデザインを施す
粘土をリングのかたちにする粘土にデザインを施す

納得がいくデザインに仕上がったら、粘土を焼成しよう。「PMC3 スターターキット」では、付属のシルバーポットで粘土を焼成させる。固形燃料をシルバーポットに入れて、網の上にデザインした粘土(作品)を置いてフタをのせる。炎防止の金網ハットをかぶせて着火したら、固形燃料が燃え尽きて、ポットが完全に冷めるまで待とう。
シルバーポットに粘土を置く固形燃料を燃焼させる
シルバーポットに粘土を置く固形燃料を燃焼させる

焼きあがったら、磨きの工程に入る。白く焼き上がったリングをステンレスブラシで磨くと、金属の光沢が出てくる。スポンジヤスリの目を徐々に細かくしていき、シルバークロスで鏡面に仕上げていく。あえて粗い状態でやめて梨地に仕上げにしたり、鏡面部分の間に梨地部分を残したりしてもよい。いぶし液を使って、"いぶし仕上げ"を施した場合には、いずした後、ステンレスブラシで磨いた部分が鏡面になり、磨かない部分は黒に近い色で残る。
焼き上がった作品シルバーアクセの完成
焼き上がった作品シルバーアクセの完成

焼成すると大きさは10〜15%ほど小さくなる。作りたいリングサイズの「リング焼成心材」を使うと、自分で収縮率を考える手間が省けるて簡単だ。また、あらかじめ指輪のかたちになった「PMCデザインリング」を使うことで、完成度の高いオリジナルリングを手軽に制作できる。


クリスマスまであと一ヶ月。今年のクリスマスは、大切な人に世界にひとつだけのプレゼントを贈ってみては如何だろうか。

製品名:純銀アクセの手作りキット「PMC3 スターターキット」
実売価格:6,000円(税込み)

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純銀粘土「PMC」
ホンダ産業
三菱マテリアル

編集部:関口哲司
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