【大人の物欲】音に包まれる贅沢を味わう！音楽に溢れる生活のススメ
■音楽がある生活空間を提供したい
店内に一歩足を踏み入れると、そこはまさに別世界。フロア全体に音楽があふれ、展示されているオーディオ機器の前には、ひとつづつ椅子が置かれているので、来客者は椅子に腰掛けてゆったりと音楽を楽しむことができる。これが同ショップの流儀となっている。アドバイザーの竹中氏によると、生活の中でオーディオを楽しんでもらうことを目的とし、お客さんの目指す究極の音づくりを支援するショップを目指しているという。店頭の商品は、すべて試聴が可能で、可能な限り希望に合わせた機器を組み合わせて視聴できるのも嬉しい。ハイエンドなオーディオ機器を扱う関係上、海外製品を中心とした種類も多く、それぞれの機械の持ち味を存分に体験できる。同じ音楽CDやレコードであっても、再生するスピーカーやアンプ、プレーヤーなどにより、音質は大きく異なるだけに、音にこだわるユーザーにとって視聴は非常に大切となる。
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| アドバイザー 竹中氏 | １階のステレオ視聴室Ｂ |
店内には、数十万円から数百万円というオーディオ機器まで陳列されているが、ユーザーが求める音は異なるため、かならずしも高価なオーディオ機器が良いとは限らない。とはいえ良い音を追求すると、値段が高くなってしまうのは避けられないため、購入前に試聴を行うことで納得してから購入してもらう形式をとっている。
１階の奥には、防音を施した２つの試聴室を用意。お気に入りの音楽CDを持参して希望のオーディオ機器で試聴することができる（要予約）。実際に、クラシックの音楽CDで試聴体験させていただくと、高音の響きはもちろん、低音の迫力も自宅のオーディオ機器とは全く別次元の世界だった。機器をセッティングする必要があるので、視聴室は最低でも数日前からの予約を必要とするが、購入前に音楽の再現性を高い精度で確認ができる。
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| パワーアンプ「Evolution 900」6,200,000円（税込み） | １階のステレオ視聴室Ａ |
ターゲット層はとくに設けてはいということだが、来店者の傾向としては、団塊の世代でゆっくりと音楽を楽しみたい人が増えてはいるという。竹中氏によると、オーディオ機器を購入者の自宅へ設置しに行くところからが、本当のお付き合いの始まりで、そこから何年も掛けて信頼関係を築いていくのだそうだ。実際に、同店を訪れるお客さんには、何年もお付き合いしている人が多いという。
■良質の音楽を体験できる「Refino & Anhelo」
「Refino & Anhelo」は、JR秋葉原駅電気街口を降りて中央通りから湯島へ向かった、少し閑静な場所に店を構える。石丸電気がヤマギワと共同でヤマギワに設置した輸入オーディオコーナーが再開発でなくなる際、石丸電気の社長が同コーナーのスタッフを中心にオープンさせた。今年の10月で丸２年を迎えるが、スタッフは高級オーディオに詳しい人ばかりだ。 |  |
| 「Refino & Anhelo」の店内 | 「Refino & Anhelo」の店頭 |
店内には、世界の有名なアーティストのプラチナ・ディスクやゴールド・ディスクがサイン入りで展示されている。関係者以外には配布されないディスクなので、気に入ったアーティストがいれば、こういった展示物を見るだけでも十分に楽しめる。
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| 世界の有名なアーティストのプラチナ・ディスク | プラチナ・ディスクのコーナー |
オーディオの良さは、生演奏では聴けない有名アーティストの演奏を最高の特等席で楽しめることにある。そのなかでも高級オーディオの世界は、音源の再現性が高いこともあり、オーディオ好きにとっては、あこがれでもあり夢のシステムともいえる。
初心者には踏み込みづらいという先入観は捨てて、良質の音（サウンド）の体験を通して音楽をより楽しみたい人は、同店を訪れてみるとよいだろう。
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■「Refino & Anhelo」
■石丸電気
編集部：関口哲司
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