【アキバ物欲】ストップ・ザ・熱暴走!「ノートパソコン用クーラー」
そこで今回は、ノートパソコンの加熱を防止する「ノートパソコン用クーラー」を紹介しよう。
■ノートパソコン用クーラーの種類と特徴
ノートパソコン用クーラーは、ノートパソコンの加熱を防止するために開発された熱対策の周辺機器だ。クーラーの種類としては、下敷きタイプとファンタイプ、ヒートシンクタイプの3種類に大別できる。●下敷きタイプ
下敷きタイプは、文字通りにノートパソコンの下に敷くかたちのクーラー。素材の違いで、金属タイプとゲルタイプの2種類がある。
金属タイプは、昔からあるタイプのクーラーで、ノートパソコンの熱を、熱が伝わりやすい金属の板で逃がしてやるというものだ。このタイプは、ノートパソコンを上に置いた際に、キーボード全体に適度な傾斜が付き、キーが打ちやすくなるという利点もある。
金属タイプの冷え冷えトルネード「ELECOM SX-A4F」6,980円(税込み) | ノートパソコンのキーボードに適度な傾斜が付いて、キーの入力環境が改善される |
ゲルタイプは、ノートパソコン用のアイス枕。ノートパソコンを長時間使用した際に生じるパソコン内部の熱をアルミフィルムと内部の冷却ゲルで吸収する。
ゲル冷却タイプの「冷え冷えシート」A4版1,880円(税込み) | シートの内部に冷却用ゲルがあり、熱を吸収し、拡散する |
●ファンタイプ
ファンタイプは、外部から空気を取り込み、ノートパソコンの熱を冷ます。ルーパーとフィンが可動するタイプでは、風向き調整が可能で冷却効果をアップできる。
ファンタイプ「冷え冷えトリネード」2,980円(税込み) | 内部には、風向きを調整できるルーパーとフィンが見える |
●ヒートシンクタイプ
ヒートシンクタイプは、ノートパソコン用クーラーとしては新しいタイプだ。プラズマディスプレイの放熱対策にも使用されている特殊放熱版をノートパソコンの底に貼ることで、パソコンの熱を机に逃がしてくれる。粘着性パッドなので、すぐに装着できるうえ、外出先でも使用できるのが利点だ。
ヒートシンクタイプ「冷え冷えパッド」1,180円(税込み) | セッティングは、ノートパソコンの底に貼るだけの手軽さだ |
■クーラーの効果は、どれぐらいか?
ノートパソコン用クーラーは、どれぐらいなのだろうか? ノートパソコンの底面における温度変化を調べてみた。今回、実際に使用したノートパソコンは、松下電器産業のLet's note Y4で、CPUに低電圧版Pentium M 773-1.3GHz、1Gバイトのメモリーと60Gバイトのハードディスクを備える。エアコンの効いている部屋で、室温は24度。ノートパソコン用クーラーには、ジェルタイプ「放熱マット」を使用した。Let's note Y4に「放熱マット」を敷かないで3時間以上使用した場合、ノートパソコンの底面の温度は、49.9度にも達した。「放熱マット」を敷くと、1分後で44度まで下がり、5分後で43.8度、10分後で44.4度と、何も対策をしない場合と比べて5度以上の差が出た。
Let's note Y4で、底面の温度を測定する | 温度計によると、底面の温度は49.9度にも達した |
ハードディスクなどの電子部品は、温度が上がると、故障率も高くなるといわれている。夏こそ、熱対策グッズで、ノートパソコンの熱暴走を未然に防止し、パソコンの寿命を延ばしてみては如何だろうか。
■こちらもオススメ!アキバ最新ニュース
・【アキバ物欲】何かお探し物ですか? ご主人様!メイドさんが教えてくれる"秋葉原無料案内所"
・【アキバ物欲】ハプニング続出!"よゐこ"のアキバ系ラジオ番組-ガンダム声優の関 智一氏も登場
・【アキバ物欲】究極の接客業を目指す!メイドさんのメガネ屋さん
・【アキバ物欲】いつでもどこでもメイドさん!「萌えサウンドロップ」がブレイク中
・【アキバ物欲】外国人・コミケ族にも大人気!アキバ唯一の「カプセルホテル」
■取材協力:パソコンショップ東映
編集部:関口 哲司
Copyright 2007 livedoor. All rights reserved.