【アキバ物欲】夏は″おでん缶″にかわり、アキバ発新触感デザート″雪花氷″だ


"食は文化"といわれるが、食べ物ほど、その地域を物語るものはない。秋葉原の食といえば、"おでん缶"が真っ先に思い浮かぶ人も多いだろう。"おでん缶"は、アキバ名物の食材としてすでに定着しているが、おでんは冬の食べ物だ。

夏の食べ物でアキバ名物にふさわしいものはないかと探してみたところ、アキバでしか体験できないオンリーワンの食感を持つデザート"雪花氷(しぇほぁぴん)"にたどりついた。
写真:オンリーワンの食感を持つデザート"雪花氷(しぇほぁぴん)"

"雪花氷"を販売する"雪花の郷 秋葉原店"は、"雪花の郷 秋葉原店"は、JR秋葉原駅から徒歩5分、地下鉄銀座線末広町駅から徒歩2分の中央通り沿いに店を構えるデザートショップ。台湾のデザート"雪花氷"をメインに、烏龍茶、フラワーティー、台湾のお菓子などを販売している。
昨年の9月にオープンしたばかりの店だが、テレビ番組や雑誌ですでにとりあげられ、"しょこたん"こと、タレントの中川翔子さんもブログの中で紹介している。
写真:"雪花の郷 秋葉原店"の店頭

■"雪花氷"に感動秘話 - 社長の熱い想いが日本上陸を実現

●なぜ、台湾のデザート"雪花氷"が日本に登場したのか?
"雪花の郷"の田中社長は、今から26年前に台湾へ行った際、"雪花氷"が誕生して大ブレークしていた。現地の友人と"雪花氷"を食べたときに、未体験の食感を味わい感激し、「日本の友人にも食べさせてあげたい」と思ったそうである。それから24年の月日が経ち、"雪花氷"の製造元である翔美企業との親交ができた。当時の思い出に花が咲いていた中で、輸入代理店の話が持ち上がり、日本での"雪花氷"の販売が実現できたという。

田中社長は"雪花氷"を日本で販売の実現を、「想いを寄せた恋人のご両親に出会いその恋人との縁談がまとまった」ようだと語っている。

■気になる"雪花氷"のお味は?

"雪花の郷 秋葉原店"で食べられる"雪花氷"は、オリジナルのあっさりミルクテイスト"雪花の郷"、大人のお茶味"望郷"、イチゴソース&パウダー"ロマンチック"、コーンフレーク&チョコパウダーソース"落葉の詩"、日本テレビ「音楽戦士」で命名された"おいでやすまいりぃ、マンゴーとマンゴーソースの"金銀財宝"、チョコチップ&チョコソース"満天星"、ハワイの天然塩と甘さのハーモニー"ルビーの恋人、某テレビ番組オリジナルメニュー"おでかけ☆ライダー"の9種類。スタッフによると、一番人気は"金銀財宝"、次いで"落葉の詩"ということで、"金銀財宝"を試食することにした。
写真:"雪花の郷 秋葉原店"のメニュー

早速、"金銀財宝"を食べてみて、驚いた! 今までに食べたアイスクリームやシャーベット、かき氷とは全く異なる食感なのだ。見ためは、フワフワの新雪のようで、口の中に入れると、瞬時に溶けてしまう。濃厚な高級アイスクリームに比べて"あっさり"とした味わいだが、ミルクの味はシッカリとしていて、後味も悪くない。次から次へと口に運ぶうちに、気がついたら無くなっていたという感じだ。
写真:マンゴーとマンゴーソースの"金銀財宝"
写真:フワフワの新雪のように見える

■1分も経たないうちに溶け出す繊細なデザート

"雪花の郷 秋葉原店"のスタッフによると、"雪花氷"は、持ち帰りができないという。なぜか? 実は、作ってから1分も経たないうちに溶け出してしまうからだ。"雪花氷"は、専用の切削器を使い、台湾から輸入した"雪花氷のかたまり"を細かいパウダー状にする。かき氷の"氷"の代わりに"雪花氷のかたまり"を削っていくと思えば、理解しやすいだろう。
写真:専用の切削器で、"雪花氷のかたまり"を細かいパウダー状にする

店頭には、3〜4名が座れる長いすを設置しており、その場で雪花氷を食べることができるが、外で食べるのがイヤな人には、2階に休憩室が設けられている、休憩室は4名向けのテーブル席が2つ、2名向けのテーブルがひとつ用意されている。
写真:店頭には、3〜4名が座れる長いすを用意している
写真:2階の休憩室には、4名向けのテーブル席が2つ、2名向けのテーブルがひとつ用意されている

"雪花の郷"は、フランチャイズ展開しているが、店舗は全国で3店舗ほどしかなく、関東では、まだ"雪花の郷 秋葉原店"のみだという。すでに人気に火がついているアキバ発"雪花氷"は、暑い夏に向けて大ブレークしそうだ。

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雪花の郷 秋葉原店
雪花の郷

編集部:関口 哲司
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