【デジカメ調査室】システム一新!高性能・高信頼性を追求したプロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark III」
「EOS-1D Mark III」は、約1,010万画素と高画素ながら、常用設定できるISO範囲を100〜3,200※1まで拡張した新開発大型CMOSセンサー(28.1×18.7mm:APS-Hサイズ)を採用。映像エンジンには「DIGIC III」を3個搭載したデュアル DIGIC IIIを搭載し、より高いレベルでの高画質化を実現する。約10コマ/秒の高速連写(連続撮影枚数約110枚※2)や、高速・高精度な19点(F2.8対応)クロス+アシスト26点の新エリアAF、見やすさを追求した視野率約100%の新開発高性能ファインダーなど、高い次元での快速・快適な撮影を可能にしている。
従来機種「EOS-1D Mark II N」の約1.5倍に相当する作動耐久30万回のシャッターを採用し、防塵・防滴性能を備えたEFレンズと、同時発表のアクセサリーを使用することで、撮影機材全体の防塵・防滴化を実現する。また総合的なセンサーダスト対策「EOS Integrated Cleaning System」の導入することで、プロの過酷な撮影状況にも適応する高い信頼性を確保している。
ユーザーインターフェースは、操作性の改善を図るとともに、EOS DIGITALシリーズ最大の3.0型大型液晶モニターで被写体を確認しながら撮影できるライブビュー機能を搭載する。さらに、ボディの軽量化と小型・軽量の大容量リチウムイオンバッテリーより、操作性と機動性が飛躍的に向上している。
本体サイズは、156W×156.6H×79.9Dmm、重さは約1,155g(本体のみ)。バッテリーは、専用のリチウムイオンバッテリーパックで、約2,200枚(常温23度)の撮影が可能。記録メディアは、CFカード(TypeI/II準拠)、SDメモリーカードの2つのメディアに対応する。
なお、キヤノンは「EOS-1D Mark III」の発売に合わせ、「スピードライト 580EX II」や「ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E2」、「オリジナルデータセキュリティーキット OSK-E3」など、報道やスポーツ、スタジオ撮影などの現場で、プロの信頼に応える撮影環境を構築するためのアクセサリーを同時に提供するとしている。
※1 ISO感度(推奨露光指数)。ISO感度拡張により、ISO50、6,400も選択可能
※2 JPEG・ラージ記録時
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編集部:関口 哲司
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