ソニー、5G対応スタンダードスマホ「Xperia 10 VI」のメーカー版「XQ-ES44」にAndroid 15へのOSバージョンアップを提供開始



スタンダードスマホ「Xperia 10 VI XQ-ES44」がAndroid 15に!

ソニーは12日、同社が展開する「Xperia」ブランドにおいて2024年に発売した5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「Xperia 10 VI」のオープン市場向けメーカー版「Xpreia 10 VI(型番:XQ-ES44)」(Sony製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年3月11日(火)より順次提供開始したとお知らせしています。

更新は各機種ともに本体のみで無線LAN(Wi-Fi)または携帯電話ネットワーク(5G・4G・3G)によるオンライン経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間および更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、更新ファイルサイズは大きいため、Wi-Fiでのダウンロードが推奨されています。更新後のビルド番号は「70.1.A.0.451」。

主な更新内容は以下の通りですが、OSバージョンアップに合わせてさまざまな新機能の追加や仕様の変更などが行われており、詳細はSonyの公式Webページ『Introducing Android 15 | Sony JP』も合わせてご確認ください。

・Androi 15対応 OSバージョンアップ
 主な新機能は以下をご確認ください。
 未来が見える!Android 15登場



Xperia 10 VI XQ-ES44はソニーの「Xperia」ブランドにおけるスタンダードスマホ「Xperia 10」シリーズの2024年モデル「Xperia 10 VI」のメーカー版で、前機種「Xperia 10 V」に続いて5Gや大容量5000mAhバッテリーに対応しつつも軽量でスリムな持ちやすいボディーとなっており、省電力設計によって電池の持ち時間が長いのが特長で、フル充電から追加の充電なしで約2日間使用可能なため、外出先でも電池切れを気にすることなく安心して使えます。

また引き続いて映画のスクリーンのアスペクト比2.35:1とほぼ同じ9:21のシネマワイドディスプレイを搭載し、画面はノッチやパンチホールなどの切り欠きのない約6.1インチFHD+(1080×2520ドット)有機EL(OLED)「トリルミナスディスプレイ for mobile」で、リフレッシュレートは60Hz、タッチサンプリングレートは120Hzに対応しており、前面には約800万画素CMOS(1/4型)/広角レンズ(画角78°・焦点距離26mm相当・F2.0)のフロントカメラを搭載しています。


チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform(型番:SM6450)」を搭載しており、基本スペックは6GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1.5TB)、5000mAhバッテリー、USB Type-C(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.2、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、フロントステレオスピーカー、ハイレゾ音源、位置情報取得(A-GPSなど)など。

サイズは約155×68×8.3mm、質量は約164g、本体色はメーカー版ではブルーおよびブラック、ホワイトの3色展開。また防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に対応し、生体認証は右側面にある電源キーに内蔵されたセンサーによる指紋認証に対応し、顔認証は非対応。さらに背面にはデュアルレンズカメラを搭載し、光学0.6〜2倍に対応することでシーンに合わせて撮影を楽しめ、ノイズ低減技術とF値1.8の明るいレンズによって暗所でもノイズが少なく明るく撮影可能です。

・約4800万画素CMOS(1/2型「Exmor RS for mobile」、4in1)+広角レンズ(焦点距離26mm・52mm相当・F1.8)
・約800万画素CMOS(1/4型)+超広角レンズ(画角120°・焦点距離16mm相当・F2.2)


SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMで、携帯電話ネットワークの対応周波数帯はSoftBank版では以下の通り。連続通話時間はVoLTEで約2640分、連続待受時は4Gで約730時間、充電時間は約130分(急速充電「PD3.0」対応充電器使用時)。最大2回のOSバージョンアップと4年間のセキュリティアップデートを保証。ワンセグやフルセグ、FMラジオ、耐衝撃、ワイヤレス充電には非対応。

5G NR: n3, n28 , n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, IV, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

発売時にはAndroid 14がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作してください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」における「ビルド番号」にて確認可能です。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・ソフトウェア更新の際は大量のデータをダウンロードする場合があります。
・データ通信料が発生しないように、Wi-Fi環境での実施をおすすめします。
・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。
・また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用になることもできません。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。
・ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れなど)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。
・必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。
・なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、弊社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。


ソニー Xperia 10 VI ブルー SIMフリースマホ XQ-ES44 L1JPCX0 【日本正規代理店品】
ソニー
2024-07-05





記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Xperia 10 VI 関連記事一覧 - S-MAX
・Xperia 10 VI XQ-ES44 ソフトウェア更新のお知らせ | サポート | Xperia (エクスペリア) スマートフォン | ソニー
・Xperia 10 VI | Xperia(エクスペリア) | ソニー

共有する

関連記事

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…

【ケータイラボ】最大800kbpsまで対応!W-OAM typeG対応通信端末「AX530IN」

「WX530IN」は、PHS高度化通信規格であるW-OAMをさらに高速化した「W-OAM typeG」に初めて対応したカード端末。2007年春より発売の予定。「AX530IN」は、PHS端末としては初めてQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)に…

【ケータイラボ】際立つ薄さ約11.9mm!3Gハイスピード対応スリムケータイ「707SCII」

「707SCII」は、薄さ約11.9mmを実現したスリムケータイ。発売時期は今春を予定し、価格はオープンプライス。「707SCII」は、薄さ11.9mmのスリムボディーを採用したので、バッグやポケットに入れてもかさばらずに、スマートに持ち運べる…

【デジカメ調査室】乾電池対応!光学6倍ズームのコンパクトデジカメ「LZ7」

「LZ7」は、720万画素CCDを搭載した乾電池対応のコンパクトデジタルカメラで、2月9日より発売を開始する。カラーバリエーションは、シルバーのみ。価格は、オープンプライス。市場想定価格は、3万3,000円前後の見込み。外出先でも手…