SoftBank向けスタンダードスマホ「Xperia 10 VI」にAndroid 15へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が提供開始



SoftBankスマホ「Xperia 10 VI A402SO」がAndroid 15に!

ソフトバンクは11日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「Xperia 10 VI(型番:A402SO)」(Sony製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年3月11日(火)より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G・4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は最大30分で、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。

更新後のビルド番号は「70.1.D.0.402」で、主な更新内容はSoftBankでは以下のように案内されているほか、XperiaにおけるAndroid 15へのOSバージョンアップに関してはソニーの公式Webページ『Introducing Android 15 | Sony JP』も合わせてご確認ください。

・Android 15へのOSバージョンアップ
・セキュリティの向上



Xperia 10 VI A402SOはソニーの「Xperia」ブランドにおけるスタンダードスマホ「Xperia 10」シリーズの2024年モデル「Xperia 10 VI」のSoftBank版で、前機種「Xperia 10 V」に続いて5Gや大容量5000mAhバッテリーに対応しつつも軽量でスリムな持ちやすいボディーとなっており、省電力設計によって電池の持ち時間が長いのが特長で、フル充電から追加の充電なしで約2日間使用可能なため、外出先でも電池切れを気にすることなく安心して使えます。

また引き続いて映画のスクリーンのアスペクト比2.35:1とほぼ同じ9:21のシネマワイドディスプレイを搭載し、画面はノッチやパンチホールなどの切り欠きのない約6.1インチFHD+(1080×2520ドット)有機EL(OLED)「トリルミナスディスプレイ for mobile」で、リフレッシュレートは60Hz、タッチサンプリングレートは120Hzに対応しており、前面には約800万画素CMOS(1/4型)/広角レンズ(画角78°・焦点距離26mm相当・F2.0)のフロントカメラを搭載しています。


チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform(型番:SM6450)」を搭載しており、基本スペックは6GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1.5TB)、5000mAhバッテリー、USB Type-C(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.2、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、フロントステレオスピーカー、ハイレゾ音源、位置情報取得(A-GPSなど)など。

サイズは約155×68×8.3mm、質量は約164g、本体色はSoftBank版ではブルーおよびブラック、ホワイトの3色展開。また防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に対応し、生体認証は右側面にある電源キーに内蔵されたセンサーによる指紋認証に対応し、顔認証は非対応。さらに背面にはデュアルレンズカメラを搭載し、光学0.6〜2倍に対応することでシーンに合わせて撮影を楽しめ、ノイズ低減技術とF値1.8の明るいレンズによって暗所でもノイズが少なく明るく撮影可能です。

・約4800万画素CMOS(1/2型「Exmor RS for mobile」、4in1)+広角レンズ(焦点距離26mm・52mm相当・F1.8)
・約800万画素CMOS(1/4型)+超広角レンズ(画角120°・焦点距離16mm相当・F2.2)


SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMで、携帯電話ネットワークの対応周波数帯はSoftBank版では以下の通り。連続通話時間はVoLTEで約2780分、連続待受時は5GのSA方式で約585時間、4GのFDD-LTE方式で約760時間、AXGP方式で約745時間、充電時間は約130分(急速充電「PD3.0」対応充電器使用時)。最大2回のOSバージョンアップと4年間のセキュリティアップデートを保証。ワンセグやフルセグ、FMラジオ、耐衝撃、ワイヤレス充電には非対応。

5G NR: n3, n28, n77, n78
4G LTE: Band 1, 3, 4, 8, 12, 18, 19, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, IV, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

発売時にはAndroid 14がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作してください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」における「ビルド番号」にて確認可能です。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンを確認する(PDF形式:210KB)』をご確認ください。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。


記事執筆:memn0ck


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