SoftBank向けスタンダードスマホ「AQUOS sense9」にAndroid 15へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が提供開始



SoftBankスマホ「AQUOS sense9 A405SH」がAndroid 15に!

ソフトバンクは10日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense9(型番:A405SH)」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年3月10日(月)より提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。

また更新は完了まで最大30分程度かかる場合があるとのこと。更新後のビルド番号は「02.00.01」で、ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認できます。主な更新内容は以下の通りですが、詳しくはシャープの公式Webページ『Android 15対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.15) - よくあるご質問』も合わせてご確認ください。

・Android 15へのOSバージョンアップ
セキュリティの向上
※ 上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。
※ 最新バージョンの詳細については>" target="_blank"><<メーカーサイト>>にてご確認ください。



AQUOS sense9 A405SHはシャープが展開する「AQUOS」ブランドにおいてスタンダードモデルとして人気の高い「AQUOS sense」シリーズの2024年モデル「AQUOS sense9」のSoftBank版で、これまでのAQUOS senseシリーズと同じく必要十分な性能や機能を備えつつ、前機種「AQUOS sense8」や前々機種「AQUOS sense7」に続いて「どまんなか」をめざしつつ、スマホの買い替えを何度か経験しているうちに「こんなもんか……」と思わせないように「間違いない性能」と「心うるおうワクワク」をテーマに「楽しさのまんなか」をもう一歩前に進めた「ちょっとアガる どまんなか」をめざして開発されたということです。

新たにデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新していましたが、AQUOS sense9も同様にmiyake design監修による新デザインとなり、自由曲線を用いたメタリックでソリッドなスタイルで、3つのカラーコンセプトによる6色のカラーバリエーションが用意され、個性的なBicolor(2色使い)やシンプルなモノトーンなどといった豊富な選択肢から自分好みの1台を選べるようになっています。本体色はSoftBankではブラックおよびブルー、コーラルの3色展開で、サイズは約149×73×8.9mm(突起部除く)、質量は約166g。



主な仕様は約6.1インチFHD+(1080×2340ドット)有機ELディスプレイおよびQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Plarform」、6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、耐衝撃などの16項目の耐衝撃性能(MIL-STD-810H)、5000mAhバッテリー、USB Type-C端子(USB 3.2 Gen 1、Display Port 1.4)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、位置情報取得(A-GNSSなど)。

<フロントカメラ>
・約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、焦点距離25mm、画角78°、Smart EIS)

<リアカメラ>
・約5030万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離23mm、画角84°、OIS、Smart EIS)
・約5030万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、焦点距離13mm、画角122°、Smart EIS)

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMに対応したデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポート。アルコール除菌シートやハンドソープでの洗浄、耐薬品にも対応。加えて新たに口元のスピーカーをBOX構造にしたフロントステレオスピーカーを搭載し、AQUOS sense8と比べて音圧が約2.4倍、低音が約2.8倍も向上しているとのこと。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。

・シャープ、新スタンダードスマホ「AQUOS sense9」を発表!11月7日発売で予約受付中。Snapdragon 7s Gen 2や最大240Hz相当の滑らか表示など - S-MAX
・ちょっとアガる、どまんなか!もう一歩前に進んだシャープの新スタンダードスマホ「AQUOS sense9」を写真や動画で紹介【レポート】 - S-MAX

5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 17, 18, 19, 21, 28, 38, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

発売時にはAndroid 14がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択してから画面の案内に従って操作します。最大3回のOSバージョンアップや最大5年間のセキュリティーアップデートに対応。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンの確認する(PDF形式:194KB)』をご覧ください。更新に際しての注意事項は以下の通りです。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。


記事執筆:memn0ck


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・AQUOS sense9サポート情報|サポート|AQUOS:シャープ
・AQUOS sense9 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

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