楽天モバイル、自動検知して着信・受信拒否する「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」(月額330円)と「迷惑SMS拒否設定」(無料)を提供開始
楽天モバイルがGogolookと提携して「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」を提供! |
楽天モバイルは9日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )においてGogolookと提携して電話およびショートメッセージ(SMS)を用いた特殊詐欺対策を目的とするオプションサービス「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」を2024年7月9日(火)より提供開始すると発表しています。オプション料は月額330円(金額はすべて税込)。
さらにすでに案内されていたように同日よりSMSを用いたフィッシング詐欺対策を目的とする「迷惑SMS拒否設定」を料金プラン「Rakuten最強プラン」および「Rakuten最強プラン(データタイプ)」、「Apple Watch ファミリー共有」(「Rakuten最強プラン ビジネス」は対象外)を契約しているすべての人に無料で提供するとのこと。同社では今後もより安全にサービスを利用できるように継続的なセキュリティー対策の強化やニーズに合ったサービスの提供に努めていくとしています。
迷惑電話・SMS対策 by WhoscallはAndroidやiPhoneの標準アプリの電話着信前に発信元の電話番号から発信元情報を自動で検知および判別して企業名などの発信者情報を表示し、架空請求詐欺等のリスクの高い不審な電話番号と判断した場合には自動で着信を拒否するオプションサービスです。さらに着信だけでなく、標準アプリで受信したSMSの内容を自動判別して必要なメッセージと不要なメッセージを自動で適切なフォルダーへ振り分けます。
なお、標準の電話アプリでの通話着信・SMSでの受信にのみ対応しており、スマートフォン(スマホ)など向けアプリ「Rakuten Link」での着信やSMSは検知対象外となります。申込はオンラインサポート「my 楽天モバイル」のWeb版から行い、スマホなど向けアプリ「my 楽天モバイル」からは申し込めないのでご注意ください。その他、迷惑電話・SMS対策 by WhoscallはGogolookとの契約に基づいて楽天モバイルが提供し、楽天モバイルは「Whoscall」の取り扱い事業者として利用者からの申し込みの取り扱いなどを行う形となっています。
一方、迷惑SMS拒否設定はAndroidおよびiOSの標準アプリおよびRakuten LinkでのSMS受信前に電話番号などの送信元情報やSMS本文に記載されているURLを元にフィッシング詐欺を目的とするSMSを自動で検知および判別し、迷惑SMSと判断した場合には受信を拒否するオプションサービスです。すでに紹介しているように楽天モバイルの契約者はサービス開始時より自動適用となり、利用を希望しない場合はmy 楽天モバイルアプリより設定を変更することができます。
なお、迷惑SMS拒否設定の設定変更はmy 楽天モバイルのWeb版ではできないのでご注意ください。またすべての迷惑SMSの拒否を保証するものではないほか、拒否されたSMSの閲覧や復旧はできないのでご注意ください。また検知したSMSは迷惑SMSに関する情報として匿名化および統計的なデータに加工した上で判定精度の向上や事業者間での迷惑SMSの対策を行う目的で利用されることがあるとしています。
記事執筆:memn0ck
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