女子旅で行きたい仙台! 温泉だけじゃなく食事もオールインクルーシブで楽しめる温泉リゾートホテル「TAOYA秋保」
長い夏が続いたと思っていたのに、季節はあっという間に秋に。気温も下がり、恋しくなるのが温泉です。そこで訪れたのが大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社が展開する温泉リゾートホテルブランド「TAOYA」シリーズの第3館目となる「TAOYA秋保」。「日本三御湯」のひとつに数えられる秋保温泉は仙台の都心からも近く、気軽に訪れることが可能です。
■仙台駅から車で約40分 送迎バスでたどり着いたのは、ホテルの中ですべて完結する温泉リゾート
仙台駅・東口から無料の送迎バスでTAOYA秋保へ。約40分で到着しますが、バスは予約が必要なのでお忘れなく。
TAOYA秋保の到着すると出迎えてくれたのが、落ち着いた雰囲気の暖炉ラウンジです。本物の薪を使用した暖炉の周りでゆっくりとくつろぐことができました。のんびりとチェックインをしたら、お部屋に向かいますが、その前に必ず寄りたいのがフロントと同じ階にある浴衣コーナーです。
フォトスポットでもあるのが仙台箪笥にインスピレーションを受け、選べる浴衣を収納する棚。
女性スタッフが厳選したという浴衣は大正ロマンを感じさせるクラシックでモダンなデザインです。好きなものを選んでからお部屋に向かいましょう。
和と洋の良さを取り入れたシンプルでモダンなお部屋。
実際は温泉やラウンジに長く滞在したため、お部屋ではほとんど寝るだけでしたが、広々とした室内で快適に過ごすことができました。
「滝ノ音(タキノト)」と名付けられた露天風呂。庭に設置された滝や水音を楽しみながら入浴できます。旅の疲れを癒やすのはもちろん、ライトアップされた滝を眺められる夜や気持ちの良い朝に利用するのもオススメ。私もしっかり3度入浴しました。
そしてTAOYA秋保の大きな特徴がこちら。ホテル内のラウンジで楽しめるオールインクルーシブアイテムです。メインがロビーラウンジ。秋保石を模した建材を使った高級感のあるカウンターの上には、コーヒーやフレーバーティー、ビネガードリンクなどのソフトドリンクや、生ビールなどのアルコールが用意されています。
飲み物とおつまみを手に湯上がりの時間を楽しみます。落ち着いたラウンジで温泉の後の生ビールはとにかく至福! 非日常の贅沢な時間です。
そのほか、宮城県の歴史や自然についての本や最新の雑誌が揃えられた「ライブラリー」でソフトドリンクと共に読書タイムを楽しんだり、アナログレコードの音色とアルコールを楽しむ「バー」もあるので思い思いの利用方法が可能です。
旅行の醍醐味と言えばその土地の名物を味わうこと。TAOYA秋保では朝夕の食事をバイキング形式でいただけます。
客席を囲むように設置されたライブキッチンを見ながら好きな物を選んでいきます。季節によってメニューは変化しますが、私が訪れた時は「三陸産牡蠣フライ」や「仙台名物・牛タン」、「蔵王クリームチーズを使ったアミューズ」なども夕食時に用意されていました。
そしてうれしいのが豊富なアルコールです。宮城の地酒も多いのがポイントでした。
もちろん朝食も特別なメニュー。スパークリングワインと一緒にゆっくりと食事を楽しめました。
自分で作れる海鮮のっけ丼は大人気。
好きなものを好きなだけ食べられるので、大好きな海鮮とフレンチトーストという不思議なメニューもありなんです。
食事も飲み物も追加料金を気にすることなく楽しめるTAOYA秋保。女子旅にもぴったりだと思いました。
仙台駅から徒歩10分の場所に位置する「こけしのしまぬき本店」。こけしをはじめとした東北の様々な民芸品を扱っているお店です。私も仙台に訪れる際は必ずチェックするお店で、今回購入したのは「仙台うみの杜水族館」とのコラボで誕生した「うみの三姉妹と人気もの」です。食べるのも好きな「かき」を選びましたが、ぜひすべて揃えたいですね。
仙台駅からは車で15分程度ですが、余裕があれば訪れたいのが「仙台場外市場 杜の市場」です。ここでは道の駅のような感覚で買い物や食事ができます。
新幹線に乗る前にランチとしていただいたのが「片倉商店」のうに丼です。みょうばんを使用していない新鮮なうにの味を満喫できる1番人気のメニュー。朝ご飯もしっかりホテルで食べていたので、ご飯は少なめにしました。うにのシーズンが終わり、これからは牡蠣が楽しみですね。
最後まで仙台や東北を満喫できたこの旅行。あちこち観光するのも楽しいけれど、気心の知れた友だちとのんびり温泉や食事を楽しむ旅行にも注目です。
(家電チャンネル副編集長・西岡舞子)