スタンダードスマホ「OPPO Reno7 A」のメーカー版「CPH2353」にAndroid 13へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が提供開始



5G対応スタンダードスマホ「OPPO Reno7 A CPH2353」がAndroid 13(ColorOS 12)に!

オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)は23日、昨年6月に発売した5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「OPPO Reno7 A」(OPPO Mobile Telecommunications製)のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「OPPO Reno7 A(型番:CPH2353)」に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2023年5月23日(火)11時より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(3G・4G・5G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は約4.69GBとかなり大きいため、ダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されます。また更新時間はWi-Fiや5Gで約40分、4Gで約60分で、更新後のビルド番号は「CPH2353_11_F.51」、主な更新内容は以下の通り。

・Android 12 →Android 13へのアップデート
・ColorOS 12→ColorOS 13へのアップデート
・UIデザインの改善
・利便性と効率性の向上
・セキュリティの強化(2023/5)


OPPO Reno7 Aはオウガ・ジャパンが展開する「OPPO」ブランドにおいて人気となっている日本市場向けオリジナルシリーズ「OPPO Reno A」の最新機種として昨年6月に発売され、初代「OPPO Reno A」や2代目「OPPO Reno3 A」、3代目「OPPO Reno5 A」に続く4代目となり、引き続いて日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵(IP68)に対応したスタンダードスマホとなっています。

コンセプトは「ときめき、長持ち。」となっており、独自の背面加工技術「OPPO Glow(オッポ グロウ)」によってつい触れたくなるマットな質感に加えて星空のような輝きを放つデザインカラーを実現し、同時に従来機種から軽量化しつつ、搭載バッテリーは大容量化したほか、さらにはシステム劣化防止機能やメモリ拡張機能によって36ヶ月続くサクサクな操作感を提供するということです。


主な仕様は90Hzリフレッシュレートや180Hzタッチサンプリングレートに対応した約6.4インチFHD+(1080×2400ドット)有機EL(約405ppi)、Qualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」、6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、4500mAhバッテリー、急速充電(最大18W)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、Bluetooth 5.1、Wi-Fi 5、FMラジオなど。リアカメラは以下の4眼カメラを搭載。

・約4800万画素CMOS(ソニー製「IMX581」、1画素0.8μm、4in1対応)/広角レンズ(F1.7、6P)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、画角119°、5P)
・約200万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4、3P、4cm接写)

パンチホール部分に約1600万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角79°、5P)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサーも搭載。サイズは約159.7×73.4×7.6mm、質量は約175g。SIMはnanoSIMカード(4FF)が2つに加えてeSIMにも対応しており、デュアルSIMで利用可能ですが、nanoSIMカードスロットの片方はmicroSDカードと共有となっています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・オウガ・ジャパン、5G対応スタンダードスマホ「OPPO Reno7 A」を発表!メーカー版「CPH2353」は6月23日発売で価格は4万4800円 - S-MAX
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2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: UMTS(WCDMA) Band 1/4/5/6/8/19
4G: TD-LTE Band 38/40/41/42
4G: LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28
5G: n3/n28/n41/n77/n78

発売時はAndroid 11をプリインストールしており、その後、昨年11月よりAndroid 12が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 13が配信開始されました。なお、OPPO Reno7 A CPH2353は量販店やECサイトの他にもIIJmioなどの仮想移動体通信事業者(MVNO)からも販売されていますが、これらの販路で購入した製品にもAndroid 13が配信開始されているということです。

一方で楽天モバイル版については現時点ではまだAndroid 13は配信開始されていません。更新方法は「設定」→「ソフトウェアアップデート」→「アップデートをチェック」→「今すぐ再起動」から画面の指示に従って操作をして行います。ビルド番号は「設定」→「端末情報」→「バージョン」→「ビルド番号」にて確認できます。なお、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・ソフトウェア更新は本体の電池残量が十分な状態(フル充電)で実施してください。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・ソフトウェア更新にて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
・ソフトウェア更新実施後に初めて起動したときは、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください)。
・更新中に端末がわずかに熱くなる場合がありますが、正常な状態です。更新が完了すると、端末はすぐに冷めます。
・新しいバージョンの使用中に問題が発生する場合は、カスタマーサービスにご連絡ください。

OPPO Reno7A ドリームブルー CPH2353 docomo/au/SoftBank/Rakuten Mobile 回線対応 スマートフォン 5G SIMフリー有機ELディスプレイ
OPPO
2022-06-23

記事執筆:memn0ck

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