KDDI、au向けプレミアムスマホ「OPPO Find X3 Pro OPG03」にAndroid 13へのOSバージョンアップをソフトウェア更新を提供開始



auスマホ「OPPO Find X3 Pro OPG03」がAndroid 13に!

KDDIは22日、携帯電話サービス「au」向け5G対応プレミアムスマートフォン「OPPO Find X3 Pro OPG03」(OPPO Mobile Telecommunications製)に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2023年3月23日(木)10時より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は約60分、更新ファイルサイズは約5.2GBとなっており、更新ファイルサイズが大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。

なお、更新を実施するには内蔵ストレージに約6.0GB以上の空きがあり、電池残量が十分に残っている状態で更新をするよう案内されています。主な更新内容は以下の通り。更新後のビルド番号は「OPG03_11_F.82」、Androidセキュリティパッチレベルは「2023年2月5日」となるとのこと。

<アップデート内容>
・Android 13による機能・操作性の向上

○主な機能追加・変更内容について
(1)「緊急連絡先」と「医療情報」の機能追加
(2)緊急SOS画面の機能追加
(3)壁紙の機能追加
(4)「指紋のアニメーション」のアニメーション追加/削除
(5)常時表示ディスプレイ」の機能追加
(6)「ホーム画面でスワイプダウン」の機能追加
(7)「システムナビゲーション」の機能追加
(8)電源を切る時のパスワード入力機能追加
(9)「イーサネットテザリング」の機能追加
(10)アプリの削除/追加
(11)Zen Modeアプリ追加
(12)サイレントモードの機能削除
(13)顔認識の登録完了時の設定項目削除

○Android 13共通の特長について、詳細は下記よりご確認ください。
 OSアップデートとは?

○Android 13モデル共通機能対応表
 特長1 Material You:○
 特長2 アプリごとの言語設定:ー
 特長3 メディアコントロール:○
 特長4 Wellbeing:○
 特長5 アプリの通知許可:○


OPPO Find X3 ProはOPPOのプレミアムな最上位「OPPO Find」シリーズにおける昨年のモデルで、10億色の彩度を誇る5000万画素のデュアルカメラと表現力豊かな10億色表示の約6.7インチQHD+(1440×3216ドット)有機EL(LTPO AMOLED)ディスプレイ(約525ppi)を搭載し、見たままの景色や被写体を思うままに撮影して表示することが可能となっています。

主な仕様はSnapdragon 888および12GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、4500mAhバッテリー、急速充電(最大65W)、ワイヤレス充電(最大30W)、リバースワイヤレスチャージ(10W)、USB Type-C端子、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC、約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.4、5P、画角81°)フロントカメラ、顔認証、指紋認証、防水(IPX8)、防塵(IP6X)など。

リアカメラはワイドカメラとウルトラワイドカメラにともにソニーと共同設計したというソニー製「IMX766」を搭載し、テレフォトカメラとマクロカメラの合計4つのクアッド構成となっており、5倍ハイブリッドズームや20倍デジタルズーム、4cmまで寄れる60倍マクロ撮影が可能となっています。

・約1/1.56型の約5000万画素CMOS(PDAF)/広角レンズ(F1.8、OIS)
・約1/1.56型の約5000万画素CMOS(PDAF)/超広角レンズ(F2.2、画角110.3°)
・約1300万画素CMOS/望遠レンズ(F2.4)
・約300万画素CMOS/マクロレンズ(F3.0)

サイズは約164×74×8.3mm、質量は約193g。外部ストレージスロットや3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。日本ではオープンマーケット向けメーカー版(SIMフリー製品)とau版が発売され、au版はブラックのみですが、メーカー版はブラックとホワイトが発売されました。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・オウガ・ジャパン、5G対応プレミアムスマホ「OPPO Find X3 Pro」のSIMフリーモデル「CPH2173」を7月中旬に発売!価格は11万8千円 - S-MAX
・5G対応プレミアムスマホ「OPPO Find X3 Pro」を写真と動画で紹介!2つの5000万画素カメラ、顕微鏡カメラ、120Hz有機ELなど【レポート】 - S-MAX

発売時にはAndroid 11ベースの独自ユーザーインターフェース「ColorOS 11.2」をプリインストールしており、その後、Android 12ベースのColorOS 12が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 13ベースのColorOS 13が提供開始されました。更新は「設定」→「ソフトウェアアップデート」→「アップデートを確認」から画面の指示に従って操作します。詳細は『ソフトウエアアップデートガイド(491KB)』をご参照ください。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・OSアップデートはお客さまの責任において実施してください。
・OSアップデートを行うとAndroid 12に戻すことはできません。
・OSアップデートにより、お客さまのauスマートフォンはAndroid 13に更新され、画面操作や機能が変更されます。
・OSアップデートは更新のための通知が表示されOKを押すと更新が始まりますが、更新前に必ずauホームページ記載の更新内容と注意事項をご確認の上実施してください。
・端末の再起動中は110番、119番、118番への電話も含め、メール送受信などすべての機能は操作できません。
・OSアップデートは所要時間が最大60分となりますので、本体を充電しながら、または本体の電池残量が十分な状態で実施してください。
・モバイルデータ通信を利用して本製品からインターネットに接続する時、ご利用の回線のご契約内容に応じたデータ通信料が発生します。ご契約内容によっては、データ通信量が月間データ容量を超えると、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsとなりますのでご注意ください。(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます。)
・OSアップデートを行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で、移動せずに実施してください。
・OSアップデート中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・OSアップデートにて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、連絡帳やEメールなどの大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
 OPPO Find X3 Pro OPG03取扱説明書
 データお預かりアプリ
・アップデート実施後に初めて起動した時は、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります。(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください。)
・OSアップデート実施後に初めてauメールアプリ(@au.com/@ezweb.ne.jp)を起動した時は、数分から数十分程度データ更新処理を行うため、メールの閲覧、送受信ができません。(所要時間はメールの保存件数や容量により異なります。データ処理完了まで電源を切らないでください。)
・海外利用中はソフトウエア更新の機能を利用できない場合があります。
・Android 12で動作しているアプリケーションのAndroid 13上での動作は保証できません。アプリケーションの対応OSなどをご確認の上、OSアップデートを実施してください。

記事執筆:memn0ck

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・OPPO Find X3 Pro 関連記事一覧 - S-MAX
・OPPO Find X3 Pro(オッポ ファインド エックススリー プロ)OPG03 OSアップデート情報 | 製品アップデート情報 | au
・OPPO Find X3 Pro(オッポ ファインド エックススリー プロ)OPG03 | スマートフォンをお使いの方 | au

共有する

関連記事

【デジカメ調査室】これからの一眼レフは1000万画素がスタンダード

2006年は、一眼レフのブームや低価格化が進んだことにより各メーカーから数々のデジタル一眼レフカメラが発売された。その中でも脚光を浴びたのが、今回紹介するNikon「D80」とPENTAX「K10D」ではないだろうか。「D80」は、低価格の一眼…

【デジカメ調査室】720万画素で最大18倍ズーム!コンパクト高倍率ズームデジカメ「FZ8」

「FZ8」は、軽量コンパクトサイズに、720万画素CCDと最大18倍※の望遠撮影が可能な光学12倍ズームレンズを搭載したデジタルカメで、2月9日より発売を開始する。カラーバリエーションは、シルバーとブラックの2色。価格は、オープンプ…

【気になるPC】データ放送対応!最強のUSBワンセグチューナー「SEG CLIP」

アイ・オー・データ機器より、USB接続ワンセグチューナー「SEG CLIP GV-1SG/USB」が発売された。標準価格は1万1,130円で、店頭実売価格は1万円前後。USBコネクタに挿すことで、携帯機器向けのデジタル放送であるワンセグ放送をPCで受信…

【ケータイラボ】新触感!au design project 第6弾を飾る「MEDIA SKIN」

auがリリースしてきたオシャレで個性的な端末"au design project"。その6番目として登場したのが「MEDIA SKIN」である。単にデザイン重視というだけでなく、世界初の26万画素有機ELメインディスプレイの採用や、ワンセグに対応、131万…

【デジカメ調査室】1,406万画素の極上の色再現性!撮るためのカメラ「シグマ SD14」レビュー

シグマより、1,406万画素のイメージセンサーを搭載した一眼レフデジタルカメラ「SD14」が発売された。本体の価格は、実売価格で19万5,000円前後となる。前モデルの「SD10」と比較すると、イメージセンサーの画素数が1,029万画素から1,40…