Unihertz、背面が光る4G対応ミッドレンジスマホ「Luna」の先行予約受付を開始!4月以降に出荷予定で価格は約4万円。技適も取得中



背面が光る4Gスマホ「Unihertz Luna」が先行予約受付を開始!

Unihertzは14日(現地時間)、同社が開発する新しい4G対応スマートフォン(スマホ)「Unihertz Luna」の予約受付を開始したとお知らせしています。まずは公式Webサイト内の公式Webストアにて販売され、4月以降に出荷予定となっており、日本にも出荷可能となっています。

価格は通常329.99ドル(約43,000円)のところ30ドルOFFの299.99ドル(約40,000円)となっており、本体カラーはBlack(黒)とWhite(白)の2色が用意されています。なお、同社では日本向けの認証(いわゆる「技適」)も現在申請中で、認証取得後に出荷されることになるとしており、オープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリー」製品)となります。


Unihertz Lunaは背面が透明になっていて鮮やかな発色のLEDによるイルミネーションで光って通知などを確認できるAndroid搭載のミッドレンジスマホで、背面のデザインは東洋の哲学にインスパイアされた丸い“空”をイメージし、地球を円を描くように回る月(Luna)から命名したように円形のオブジェクトが配置されています。

LEDは赤や緑、青、黄、青緑、赤紫の6色から選べ、通知以外にも再生している音楽に泡あせて光らせたりもできるとのこと。ディスプレイは左上にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.81インチFHD+(約1080×2340ドット)液晶を搭載し、パンチホール部分には約3200万画素CMOSフロントカメラを内蔵しています。



主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Helio G99(型番:MT6789)」(オクタコアCPU「2.2GHz Arm Cortex-A76×2+2.0GHz Arm Cortex-A55×6」、Arm Mali-G57 MC2 GPU)、8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ(UFS 2.2)、5000mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 5(2.4および5.xGHz)、Bluetooth 5.3、赤外線リモコン、FMラジオなど。

また生体認証として顔認証に対応するほか、本体右側面に指紋センサーも搭載。リアカメラは以下のトリプル構成。なお、microSDカードなどの外部ストレージスロットは搭載しておらず、日本市場向けのワンセグ・フルセグやおサイフケータイ(FeliCa)のほか、防水や防塵、ワイヤレス充電にも非対応となっています。

・約1億800万画素CMOS(S5KHM2SP03-FGX9)
・約2000万画素CMOS(低照度用)
・約200万画素CMOS(マクロ用)



サイズは約168×76.8×10.4mm、質量は約304g。その他、画面は強化ガラス「Panda MN228 Glass」で覆われ、側面には特定のアプリなどを起動できるプログラマブルキーが搭載されています。センサー類は加速度センサーおよび近接センサー、環境光センサー、ジャイロスコープ、気圧センサーに対応。

位置情報取得はA-GNSS(GPSおよびGLONASS、Galileo、BeiDou)に対応。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。同梱物はUnihertz Luna本体のほか、TPUケースおよび画面保護シート、USB Type-C to Aケーブル、ACアダプター、SIMピン、ユーザーガイドなどの紙類となっています。

2G GSM (Band 2/3/5/8), 3G WCDMA (Band 1/2/4/5/6/8)
3G CDMA2000 (Band BC0/BC1)
4G FDD-LTE (Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66)
4G TDD-LTE (Band 34/38/39/40/41)

記事執筆:memn0ck

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Unihertz Luna 関連記事一覧 - S-MAX
・Unihertz - Unihertz Will Exhibit at the MWC 2023 and Will Launch A New Model, Lun
・Unihertz - Luna - Embrace the Light in Your Life
・Unihertz - Unihertz Luna - 透明バックデザインで光を放つ4Gスマートフォン | SIMフリー、デュアルSIM、108MPカメラ、赤外線、GPS、指紋認証、Android、256GB
・Unihertz - Unique Smartphones for the Minorities

共有する

関連記事

【デジカメ調査室】これからの一眼レフは1000万画素がスタンダード

2006年は、一眼レフのブームや低価格化が進んだことにより各メーカーから数々のデジタル一眼レフカメラが発売された。その中でも脚光を浴びたのが、今回紹介するNikon「D80」とPENTAX「K10D」ではないだろうか。「D80」は、低価格の一眼…

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【気になるPC】ワイド液晶搭載の高級モデルTシリーズ「ThinkPad T60p」レビュー

レノボの「ThinkPad T60p」は、ThinkPadシリーズならではの高い剛性と質感を持つ、同シリーズ最高級モデルだ。黒色でスクエアなデザインも同シリーズならではの特徴。レビューしたワイド液晶モデルの価格はメーカー直販サイトで397,950…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…

【ケータイラボ】最大800kbpsまで対応!W-OAM typeG対応通信端末「AX530IN」

「WX530IN」は、PHS高度化通信規格であるW-OAMをさらに高速化した「W-OAM typeG」に初めて対応したカード端末。2007年春より発売の予定。「AX530IN」は、PHS端末としては初めてQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)に…