楽天モバイルがエリアマップを更新!4Gでは山梨県大月市・中央市などの22道県43地域を追加。6月末や8月以降の対応予定も掲載



楽天モバイルが楽天回線のエリアマップを4月5日時点のデータに更新!

楽天モバイルは12日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT VI」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において新たに山梨県大月市・中央市や静岡県下田市などの22道県43地域を楽天回線エリアに追加したとお知らせしています。

また合わせて同社の公式Webサイトにて公開している4Gおよび5Gのサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を更新し、4Gでは新たにサービスエリアマップは2022年4月5日のデータとなっており、これまで「現在」と「2022年5月末」および「2022年7月以降」の対応予定エリアとなっていましたが、これが「現在」と「2022年6月末」および「2022年8月以降」の対応予定エリアとなっています。


楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに2021年4月からは新料金のRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードされ、1GB以下なら月額0円(無料)、3GB以下ならげ月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。

さらにRakuten UN-LIMIT VIではRakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなるため、月1GB以下の月額0円でも音声通話・SMSは使い放題となるとのこと。なお、楽天回線エリア以外ではパートナー(au)回線のローミングサービスにて月5GBまでは追加料金なしで高速データ通信が使え、月5GBを超えても最大1Mbpsで利用できます。


山梨県大月市の4月5日時点のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア

そんなRakuten UN-LIMIT VIですが、当面の最大の課題は楽天回線エリアの拡大となっており、MNO参入のために総務省に提出した新規開設計画を5年前倒ししてエリア拡大を行い、半導体不足の影響などで若干遅れはしましたが、今年2月には実際に約4年前倒しで日本全国の人口カバー率が96%に到達しました。そうした急拡大するエリア展開に合わせて同社では楽天回線のエリアマップを順次更新しており、今回は前回の4月4日(3月4日時点)から1ヶ月ちょっとぶりでの更新となりました。今回の新たに追加された地域は以下の通り。

・北海道美唄市
・北海道松前町
・北海道森町
・北海道八雲町
・北海道喜茂別町
・北海道古平町
・北海道訓子府町
・北海道湧別町
・青森県南部町
・秋田県大潟村
・山形県尾花沢市
・福島県西郷村
・福島県泉崎村
・福島県新地町
・千葉県御宿町
・山梨県大月市
・山梨県中央市
・長野県喬木村
・長野県麻績村
・静岡県下田市
・三重県紀北町
・兵庫県洲本市
・兵庫県西脇市
・兵庫県丹波市
・兵庫県市川町
・和歌山県かつらぎ町
・和歌山県美浜町
・和歌山県日高町
・和歌山県印南町
・和歌山県みなべ町
・鳥取県日野町
・広島県大竹市
・広島県安芸高田市
・香川県宇多津町
・愛媛県宇和島市
・高知県須崎市
・高知県四万十市
・高知県奈半利町
・佐賀県神埼市
・大分県津久見市
・宮崎県串間市
・鹿児島県さつま町
・沖縄県北中城村

※記載のエリアでも楽天回線エリアに該当しない場合があるとのこと。


山梨県大月市の4月5日時点の2022年6月末のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア対応予定


山梨県大月市の4月5日時点の2022年8月以降のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア対応予定

なお、Rakuten UN-LIMIT VIではローミングによるパートナー(au)回線エリアについては2026年3月31日までは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」で使えるものの、都道府県ごとに楽天回線エリアの人口カバー率が70%を上回った時点でKDDIとの協議をもってローミング提供の継続・終了が決定されます。

すでに東京都や大阪府、愛知県、奈良県、宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、愛媛県、福岡県、北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県の一部で順次、KDDIによるローミング提供が終了しています。

また原則として一部地域を除いて東京都は2021年3月末、千葉県と神奈川県は2022年3月末に楽天回線に切り替え済みなほか、埼玉県および茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、愛知県、滋賀県、大阪府、兵庫県は2023年3月末にかけて切り替え予定となっています。さらに地下鉄や地下街などについてもauローミングが順次終了しているということです。

記事執筆:memn0ck

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