賃貸住宅だからこそ使いたい パナソニックが提案する置き場所を取らない「スリム食洗機」
2020年度の食洗機総需要は前年の104%だったといいます。これは、コロナ禍により自宅で過ごす人が増えたり、給付金が支給されたりしたためだと推測されます。
一方で普及率を見てみると、戸建てやマンションといった持ち家の35.2%に比べ、民営賃貸の場合は5.8%と大きく差があることがわかります。パナソニックが2021年4月に行った調査によると、賃貸住宅ユーザーの多くが「置く場所がない」、「調理スペースが狭いのがイヤ」と考えており、購入を検討したものの諦めた世帯では「実際に測ったが設置スペースがない」が42%、「なんとなく置けないと思う」が19%、「調理スペースがなくなるのがイヤ」が17%と諦めた理由の約8割が設置関連だとわかりました。そこで、今回パナソニックが発表したのが卓上型食器洗い乾燥機「スリム食洗機」の「 NP-TSK1」とタンク式の「NP-TSP1」です。
大きな特徴は業界最薄のサイズ感。本体奥行は約290mmのスリム設計です。本体サイズ自体も横550mm、高さ500mmと、調理台やシンク横にコンパクトに設置が可能。
さらに「リフトアップオープンドア」でドアが上に持ち上がるので、シンク横に設置した場合にも蛇口に当たりにくく快適に使用できるということです。
■ストリーム除菌洗浄
レギュラー製品同様に高さ約2mまで届く高圧水流を使用しているほか、食器一点一点に対して多角的に水を当てることが可能。隅々まで水流が届くように噴射口をレギュラー製品の21に対して23にまで増やしたという。また、噴射角度も緻密にシミュレーションされています。高圧水流と多角的に水を当てる技術で高い洗浄力を確立しています。
スリムな本体にも関わらず、約4人分の食器点数を一度に収納可能です。小物入れは着脱可能で、直径26cmのフライパンや片手鍋も収納できるのもポイント。
分岐水栓取り付け不要で、買ってすぐに使用できるのがタンク式の「NP-TSP1」です。非対応蛇口でも使用できるだけでなく、購入後でも分岐水栓に変更ができるので、転勤や住宅購入など暮らしの変化に応じて設置方法の選択が可能となっています。
低い位置に設計された吸水口は、給水カップを高く持ち上げる必要がないので背の低い人でも楽に給水できます。ライフスタイルに寄り添った進化を遂げたパナソニックの卓上型食器洗い乾燥機「スリム食洗機」。「NP-TSK1」とタンク式の「NP-TSP1」はどちらも2021年11月15日の発売を予定しています。