楽天モバイル、MNO＆MVNOの合計契約数が8月23日に500万回線を突破！MNOのみでも少なくとも320万回線を超え、累計申込数は近く500万件に

楽天モバイルがMNOとMVNOの合計契約数が500万を突破！

同社ではMNOの契約数を開示してきませんでしたが、すでに紹介したように先日開催された楽天グループの「2021年度第2四半期決算説明会」にて2021年3月末時点で289万件であるとしていました。一方、MVNOについては総務省が公開している情報によると、2021年3月末時点で楽天モバイルは約179万件となっており、合計では約468万件となっていました。

楽天モバイルではMNOサービスを積極的にキャンペーンなどによって販促して契約数を順調に増やして累計契約申込数は2021年3月末時点で351万件から2021年6月末で442万件となっており、MVNOサービスの利用者を継続的にMNOサービスへ移行するよう促して徐々に減少している状態です。

そうしたことから2021年3月末時点から少なくとも30万件程度はMNOサービスの契約数が増えていると思われ、推定でMNOサービスの契約数は少なくとも320〜330万件程度にはなっているのではないでしょうか。

特にサービス開始から今年4月まで実施していた累計申込数300万人までは1年間基本料金無料キャンペーンと、今年4月から提供しているRakuten UN-LIMIT VIによって1回線目ならデータ通信量が月1GBまでなら基本料金が月額0円になるなどによって契約数を順調に拡大してきました。

さらに今年4月30日からは人気スマートフォン（スマホ）「iPhone 12」シリーズおよび「iPhone SE（第2世代）」といったiPhoneシリーズを取扱開始し、周辺機器の「AirTag」や「AirPods Pro」などを含めたApple製品を取り扱い、現在はiOS 14.4以降を搭載したすべての「iPhone」が楽天回線に正式対応しています。

また楽天モバイルではサービス本格開始1周年となる今年4月8日からRakuten UN-LIMIT VIの基本料金が3カ月間無料になる新しいキャンペーンも開始し、より多くの人にサービスを試してもらい、継続的に使ってもらえるように取り組んでいるとしています。

Rakuten UN-LIMIT VIはデータ利用量が少ないライト層からデータ利用量を気にせず使いたいヘビー層までさまざまな人のユースケースに対応する毎月の利用状況に応じた柔軟でシンプルな料金プランで、4Gに加えて5Gも利用できるほか、音声通話も楽天モバイルのコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を使用した場合の国内通話は無料となります。

1回線目は月間データ利用量が1GB以下の場合に月額0円となるほか、月間データ利用量が1GBを超え3GB以下の場合は1,078円（金額はすべて税込）、3GBを超え20GB以下の場合は2,178円、20GBを超過以降は楽天回線エリアにおいてデータ利用量上限なく月額3,278円となっています。

なお、2回線目からは月間データ利用量3GB以下は1,078円からとなります。また申込・契約も楽天モバイルの公式Webサイトやアプリからオンラインでできるほか、全国の楽天モバイルショップのどちらからでも行えます。

その他にも楽天モバイルでは世界初の完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークによって設備投資や運用コストを大幅に削減して低廉でシンプルな本プランを実現しており、今後も最先端の技術を活用した全国での積極的なエリア拡大、多様な製品展開を行っていくとのこと。

また楽天グループが展開する「楽天エコシステム」や「楽天ポイント」を活用した新たなサービスの提供などを通じて、楽天モバイルの利用者の生活がより一層便利で快適になるようにサービスへの反映に努めていくとしています。