秋吉 健のArcaic Singularity:長いものには巻かれろ!?デジタルデバイス市場におけるスケールメリットの重要性と利用者にとっての利点を考える【コラム】



デジタルデバイスのスケールメリットについて考えてみた!

みなさんは、世の中にあるデジタルデバイスやモバイル製品を選ぶ際、何を一番に重視するでしょうか。価格?品質?それともブランド?筆者が一番重視するのは「スケールメリット」です。汎用性と言い換えても良いかもしれません。

例えば筆者の愛用品を見てみると、クルマはトヨタ車ですし(クルマをデジタルデバイスと呼んで良いかはともかく)、パソコン(PC)はWindowsマシンで常にIntel CPUとNVIDIA製グラフィックボードの組み合わせですし、メインのスマートフォン(スマホ)はiPhone 3G以来ずっとiPhoneシリーズを買い替え続けています。

いわゆる「一番普及しているもの」ばかり選ぶため、かつて某氏に「秋吉さんってガジェットオタクというよりはただのミーハー(死語)ですよね」と、からかわれたことを今でも覚えていますが(ミーハーともちょっと違うとは思うが)、基本的に「世の中に広く普及しているもの、もしくは普及すると直感したもの」以外はメインデバイスとして常用しないのは事実です。

しかしながら、それは「みんなが使っているから」とか「流行り物だから」といったミーハー感覚とは若干異なるものであり、そういったシェアの大きな製品にこだわる理由(根拠)がちゃんとあります。それがスケールメリットです。

スケールメリットとは具体的にどういったものがあり、そしてユーザーにとっては何がメリットなのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は主にモバイルデバイスを例に挙げつつ、スケールメリットについて考えます。


スマホメーカーがシェアを争う理由とは

■大量生産と低価格化

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