SoftBank向け高性能スマホ「AQUOS zero 801SH」にAndroid 11へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が提供開始



SoftBankスマホ「AQUOS zero 801SH」がAndroid 11に!

ソフトバンクは9日、携帯電話サービス「SoftBank」向け「2018-2019冬春モデル」として2018年12月に発売したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS zero(型番:801SH)」(シャープ製)に対応して最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2021年6月9日(水)から順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(3G・4G)によるネットワーク経由(OTA)で実施する方法が用意されており、更新にかかる通信料は無料ですが、同社では更新のためのファイルサイズが大きいので、Wi-Fiで実施することを推奨しています。なお、更新の完了までの最大20分程度かかる場合があるとのこと。

更新後のビルド番号は「S2000」。主な更新内容は以下の通りがすが、詳細についてはシャープの公式Webページを確認するよう案内されており、Android 11へのOSバージョンアップ以外にも「テザリングオート」や「ゲーミング設定」などの新機能にも対応しているということです。

・Android 11へのOSバージョンアップ
・セキュリティの向上
※ 最新バージョンの詳細については>" target="_blank"><<メーカーサイト>>にてご確認ください。


AQUOS zeroはシャープの「AQUOS」シリーズのスマホでは初の有機ELを採用した高性能機で、自社製のアスペクト比9:18.7という縦長な約6.2インチWQHD+(1440×2992ドット)有機ELディスプレイを搭載します。また画面上部中央には流行りの切り欠き(いわゆる「ノッチ」)を搭載しています。

また大画面ながら軽量となっており、外装も金属やガラスではなく、強度を両立したアラミド繊維「テクノーラ」(帝人製)、側面はマグネシウム合金フレームを採用。サイズは73×154×8.8mm、質量は約146g、防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)、おサイフケータイ(FeliCa)、指紋認証、顔認証にも対応。

主な仕様はSnapdragon 845および6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、3130mAhバッテリー、USB Type-C端子、約2260万画素リアカメラ、約800万画素フロントカメラなど。microSDカードスロットや3.5mmイヤホンジャックは非搭載。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・ソフトバンク、SoftBank向け最新フラッグシップスマホ「AQUOS zero」を発表!縦長な6.2インチQHD+有機ELや6GB RAM、防水・防塵など。12月上旬以降発売予定 - S-MAX
・シャープ初の有機ELスマホ「AQUOS zero」を写真と動画で紹介!日本ではSoftBankからのみ販売。軽さを武器にゲーミングやエンターテイメント分野に訴求【レポート】 - S-MAX

発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)をプリインストールし、その後、2020年4月よりAndroid 10が提供されてきましたが、今回、新たにAndroid 11が配信開始されました。更新方法は手動ではアプリ一覧から「設定」アプリを起動して「システム」→「システムアップデート」→「アップデートをチェック」→「今すぐ再起動」から実施します。更新に際する注意事項は以下の通り。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大20分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。

記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・AQUOS zero 関連記事一覧 - S-MAX
・AQUOS zeroをご利用中のお客さまへ(2021年6月9日) | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

共有する

関連記事

【ケータイラボ】魅力の薄さ!フルスペック搭載のスライド・ワンセグ携帯「SoftBank 911T」

現在、筆者はauのW52Tをメイン機種として使っている。テレビ電話は使えないが、3インチの液晶に480×800ドット表示、Bluetooth搭載で、おサイフ機能のサポートと、いたれり尽くせりのほぼ全部入りの端末だ。ボディが少し大きいとか、気…

【モバイル通信の実力チェック】屋外でもADSL並みの高速通信!″SoftBank Connect Card C01SI″を徹底検証

"モバイル通信の実力チェック"は今回で4回目を迎えるが、今までの実地検証より、外出時のデータ通信は最大3.6Mbps※1のHSDPA通信サービスが実際も高速であることがわかった。通信速度は、アクセスポイントの混み具合で大きく変化するた…

【ケータイラボ】追撃する″au″と″SoftBank″!夏モデルの″オススメ機種″を探せ!

夏の新製品ラッシュがはじまった。まず先陣を切ったのはドコモから。N904i、SH904iが5月25日に発売となった。au、SoftBankも5月22日に新製品である夏モデルを発表した。6月上旬あたりから順次発売となっていくようである。新しいモノ…

【ケータイラボ】進化したAQUOSケータイ「912SH」!″2画面同時表示″で新登場

SoftBankの夏モデルがいよいよ発売になった。第一弾がシャープのAQUOSケータイ「912SH」である。3インチの液晶画面に800×480ドットの高解像度。使いやすさはそのままで、さらに使いやすく進化させての登場である。■まずは本体のスペッ…

【ケータイラボ】ケータイからスマートフォン時代へ!無線LAN搭載の″新W-ZERO3[es]″が登場

■ウィルコムの"スマートフォン"がさらに小さくスマートに!通話ができて、インターネットに接続できて、ワードやエクセルが使える…高機能であるが故に多少大きくてもかまわない……というような感じで認識されているスマートフォン。しか…