モトローラ、フォルダブルスマホ「motorola razr 5G」のSIMフリーモデルを3月下旬に発売!価格は17万9800円で、nanoSIM・eSIMのDSDV対応



縦折りフォルダブルスマホ「motorola razr 5G」がSIMフリーでも登場!

モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は4日、5Gに対応したコンパクトに持ち運びが可能な縦折りフォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr 5G(型番:XT2071-4)」(Motorola Mobility製)を日本市場にて発売すると発表しています。

発売時期は2021年3月下旬以降を予定し、発売に先立って3月4日(木)より予約販売受付を開始しとえり、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格および公式Webショップ「Moto ストア」では179,801円となっています。

販路はMoto ストア以外にも量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)が取り扱い、量販店ではヨドバシカメラやビックカメラ、ECサイトではひかりTVショッピングや+Style、e-TREND、MVNOではIIJmioやQTmobileから順次発売されます。

またmotorola razr 5Gは日本ではすでに紹介しているようにSoftBankからも発売されますが、SoftBank版はeSIMに非対応となっているものの、SIMフリー版はnanoSIMカード(4FF)とeSIMに対応してデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)で利用できるということです。


motorola razr 5Gは海外で35カ国・地域で展開しているとのこと

motorola razr 5Gは折りたたみ型ケータイ(フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」)のように縦に折りたたむ形状で、内側にアスペクト比9:21の2つに折り畳めるメインディスプレイ、外側にサブディスプレイを搭載したミッドハイレンジクラスのAndroidスマホで、他社ではサムスン電子製「Galaxy Z Flip」と同じタイプとなります。

メインディスプレイは約6.2インチ876×2142ドット有機EL/P-OLED(約373ppi)、サブディスプレイは「クイックビューディスプレイ」と名付けられ、タッチ操作に対応した約2.7インチSVGA(800×600ドット)有機EL/OLEDで折りたたんだ状態でもメッセージの閲覧や送信、ビデオ通話などが利用できるほか、ジェスチャーナビゲーションによってカメラや各種アプリを起動できます。


主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 765G 5G mobile platform」および8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、2800mAhバッテリー、急速充電(最大15W)、USB Type-C端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、Android 11など。外部ストレージスロットや3.5mmイヤホンマイク端子、おサイフケータイ(FeliCa)は非搭載。

カメラは外側に像面位相差オートフォーカス(PDAF)やレーザーオートフォーカス(LAF)、光学手ブレ補正(OIS)に対応した1/2.0型の約4800万画素CMOS(1画素0.8μm)/広角レンズ(F1.7、35mm換算で26mm)および奥行き測定用のToFカメラのデュアルアウトカメラ、内側に約2000万画素CMOS/広角レンズのインカメラを搭載し、アウトカメラは4画素を1つにまとめて暗い場所でも明るく撮影できるようになっています。



本体カラーはポリッシュグラファイルの1色展開で、サイズは開いた状態で約169.2×72.6×7.9mm、閉じた状態で91.7×72.6×16mm、質量は約192g。SoftBank版との違いはeSIMに対応しているほか、携帯電話ネットワークの対応周波数帯が異なり、SIMフリー版では以下のようになります。その他の詳細は『ソフトバンク、SoftBank向けフォルダブルスマホ「razr 5G」を発表!3月下旬発売予定で、3月5日予約開始。価格は19万8千円。SIMフリー版も販売 - S-MAX』をご覧ください。

GSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
W-CDMA B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B46/B66/B71

記事執筆:memn0ck
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