Samsung、より低価格な5G対応スマホ「Galaxy A32 5G」を発表!欧州では299ユーロで2月発売。日本でも発売へ



5G対応ミッドレンジスマホ「Samsung Galaxy A32」が登場!

Samsung Electronics(以下、Samsung)は13日(現地時間)、5Gに対応した低価格なミッドレンジスマートフォン(スマホ)「Galaxy A32 5G(型番:SM-A326)」を発表しています。まずは欧州にて2021年2月初旬より順次発売され、ドイツでは2月12日に発売され、価格は299ユーロ(約38,000円)となるとのこと。

なお、すでに紹介しているようにGalaxy A32 5Gは日本のKDDIおよび沖縄セルラー電話(auやUQ mobile)向けと見られる「Galaxy A32 5G SCG08」(型番:SM-A326J)がFCCを通過しており、日本でも発売される可能性が高いと見られています。

ただし、日本向け製品については「Galaxy A51 5G」などは基本的に海外向けをベースとしており、スペックやデザインなどもほぼ同じとなっていますが、一部の「Galaxy A21」などは海外向けのGalaxy A21とは異なっているため、必ずしも海外向けに発表されたGalaxy A32 5Gと同等製品となるかは不明です。

とはいえ、できるだけ海外向け製品と同等とするほうがコスト的にも有利なため、基本的には海外向けをベースとして日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵などに対応するといったところが最も可能性は高いと予想されます。


Galaxy A32 5Gは現時点では同社のGalaxyシリーズにおいて最も低価格帯における5G対応スマホで、チップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 720(型番:MT6853V)」(2.0GHz ARM Cortex-A76コア×2+2.0GHz ARM Cortex-A55コア×6のオクタコアCPU、ARM Mali-G57 GPU)を搭載したミッドレンジモデルです。

ディスプレイは画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.5インチHD+(720×1600ドット)TFT液晶「Infinity-V Display」を搭載し、本体右側面には指紋センサーを兼ねた電源キーを搭載しています。またノッチ部分には約1300万画素CMOS/広角レンズ(F2.2)のフロントカメラを搭載。



サイズは約164.2×76.1×9.1mm、質量は約205g、本体カラーはAwesome BlackおよびAwesome White、Awesome Blue、Awesome Violetの4色展開。背面には以下のクアッド構成のリアカメラを搭載し、カメラモジュールは出っ張りがなく、全体的な外観にシームレスに統合され、スタイリッシュデザインとなっているとのこと。

・約4800万画素CMOS/広角メインカメラ(F1.8)
・約800万画素CMOS/超広角カメラ(F2.2)
・約500万画素CMOS/マクロカメラ(F2.4)
・約200万画素CMOS/デプスカメラ(F2.4)

主な仕様は4または6、8GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAh、急速充電(15W)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、Dolby Atmos、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Android 11、One UI 3.0など。

記事執筆:memn0ck
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