サムスン電子の新フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」が日本でauから発売へ!型番「SCG05」がBluetooth認証を通過



auから5G対応フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold 5G SCG05」が登場へ!

Bluetooth認証機関のBluetooth SIGは12日(現地時間)、サムスン電子製5G対応フォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Fold2」(型番:SM-F916**)のモデルの1つとしてDesign Model Number「FSG」が認証通過したとして情報を公開しています。

Declaration IDは「D051250」、QDIDは「152647」で、同一製品として「SM-F916Q」および「SM-F916J」、「SCG05」が存在することが示されています。このうちのSCG05は型番ルールからau向けと見られ、前機種「Galaxy Fold」に続いてGalaxy Z Fold2がauから発売されることになりそうです。

またSM-F916Jは「SM-F916」はGalaxy Z Fold2を示し、末尾の「J」はサムスン電子製のau向け製品のメーカー型番であることを示すことからSCG05のメーカーの内部型番となります。なお、サムスン電子ではGalaxy Z Fold2の詳細は9月9月1日(火)に発表する予定となっています。

一方、SM-F916Qは詳細は不明ですが、Galaxy Z Fold2には「Galaxy Z Flip」と同様にThom Browneとコラボレーションしたモデルが用意され、日本でも「Galaxy Z Flip Thom Browne Edition」がSIMフリーで販売されたことからGalaxy Z Fold2 Thom Browne EditionもSIMフリーで販売される可能性もありそうです(末尾「Q」は「Galaxy S20 Ultra SCG03」のときにも「SM-G988Q」が認証を通っているので違うかもしれませんが)。


Bluetooth SIGが公開している認証情報

Galaxy Z Fold2は昨年発売されたサムスン電子の折り畳めるディスプレイを搭載したフォルダブルスマホ第1弾となったGalaxy Foldの後継機種で、コンセプトは同じで内側に折り畳める大画面ディスプレイ、折りたたんだ状態でも外側の片面にディスプレイを搭載して通常のスマホのように使えます。

Galaxy Foldでは内側が約7.3インチ、外側が約4.6インチでしたが、Galaxy Z Fold2ではパンチホールを採用することで画面の周りの縁(ベゼル)を狭くしてさらに大画面化しており、内側に約7.6インチ有機EL、外側に約6.2インチ有機ELを搭載します。またバッテリー容量もGalaxy Foldの4380mAhから4500mAhに増えているとのこと。

その他は『Samsung、新フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold2」を発表!外観や主な特徴が紹介され、詳細は9月1日に明らかに。Thom Browneも用意 - S-MAX』をご参照ください。Bluetooth SIGの認証情報ではBluetoothはVersion 5.0、Software Version Numberは「F916J.001」となっています。なお、auでは「Galaxy Fold SCV44」や「Galaxy Z Flip SCV47」は海外モデルと同じハードウェアとして日本市場向けのおサイフケータイ(FeliCa)などに対応せずに販売しました。

またまだ発表されていない製品としてすでにGalaxy Z Flipの5G対応モデル「Galaxy Z Flip 5G」(型番:SM-F707**)についてもauから「Galaxy Z Flip 5G SCG04」が各種認証を通過しており、Galaxy Z Flip 5Gもauから販売されるのではないかと推察されており、auからGalaxyシリーズが豊富なラインナップで投入されることになりそうです。



記事執筆:memn0ck


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