5G対応の最新プレミアムスマホ「OPPO Find X2 Pro(CPH2025)」が日本で発売へ!技適通過。SIMフリーで販売か



5G対応の最新プレミアムスマホ「OPPO Find X2 Pro(CPH2025)」が日本にてSIMフリーで発売か!?

OPPO Mobile Telecommunications(以下、OPPO)の最新プレミアムスマートフォン(スマホ)「OPPO Find X2」シリーズの上位モデル「OPPO Find X2 Pro(型番:CPH2025)」が日本向けの認証(いわゆる「技適」)を取得しています。

オランダの認証機関であるTeleficationが「CPH2025」の電波法に基づく「技術基準適合証明(工事設計認証)」(R)を2020年3月20日付で取得したと掲載しています。認証番号は「201-200176」。まだ総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースには掲載されていません。

CPH2025はOPPO Find X2 Proのグローバルモデルと同じ型番となっているため、日本市場向けのカスタマイズは行われないと見られ、従来通りであれば、SIMフリー製品として販売される可能性が高そうです。


Teleficationが公開しているCPH2025の技適情報

OPPO Find X2 Proは同社のプレミアムスマホ「OPPO Find」シリーズの最新プレミアムモデルで、日本では2018年11月に発売された「OPPO Find X」の後継機種となり、Qualcomm製の最新ハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 865 5G Mobile Platform」が搭載されて5Gに対応しています。

他社ではすでに華為技術日本(以下、ファーウェイ)が同社の最新プレミアムスマホ「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」をSIMフリーで日本にて発売することを発表しているため、ファーウェイを追うオッポジャパンとしてもSIMフリーで発売する可能性は十分にあると思われます。

なお、オッポジャパンでは5G対応製品としてSoftBankから最新フラッグシップスマホ「OPPO Reno3 5G」を7月以降に発売する予定なほか、それ以外にも日本向けにすでに紹介しているように未発表の「CPH2013」と「CPH2053」が同様にTeleficationを通じて技適を取得していることが明らかとなっています(どちらかがOPPO Reno3 5Gである可能性はあると思われます)。


OPPO Find X2 Pro

詳細は『5G対応の新プレミアムスマホ「OPPO Find X2」と「OPPO Find X2 Pro」が発表!Proは防水・防塵に対応 - S-MAX』をご覧いただければと思いますが、本体カラーは中国向けが緞黒および雅灰、茶橘の3色、グローバル向けがBlack(緞黒)とOrange(茶橘)の2色で、背面パネルの素材は緞黒がセラミック、雅灰と茶橘がフェイクレザーを用いています。

画面は左上にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.8の縦長な約6.7インチ3K/QHD+(1440×3168ドット)有機EL(約513ppi)で、左右端が湾曲した強化ガラス「Corning Gorilla Glass 6」で覆われた全画面デザインを採用しています。

またリフレッシュレート120Hzやタッチサンプリングレート240Hzなどに対応。サイズは約165.2×74.4×8.8mm(フェイクレザーモデルは厚み約9.5mm)、質量はセラミックモデルが約207g、フェイクレザーモデルが約200g。また新たに防水・防塵(IP68準拠)に対応しています。

OPPO Find X2とOPPO Find X2 Proの欧州での価格。OPPO Find X2 Proは中国では6,999人民元(約106,000円)、欧州では1,199ユーロ(約143,000円)

12GB内蔵メモリー(RAM)、512GB内蔵ストレージ、4260mAh(2130mAh×2)バッテリー、USB Type-C端子、急速充電「SuperVOOC 2.0 Flash Charge」(最大65W)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、NFC Type A/Bなど。外部ストレージスロットや3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。

カメラはフロントカメラは約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.4・5P)で、リアカメラはは1/1.4型のデュアルPDによる全画素でのPDADに対応した約4800万画素CMOS「IMX689」/広角レンズ(F1.7・7P)、1/2型の約4800万画素CMOS「IMX586」/超広角レンズ(F2.2・6P・画角120°)、約1300万画素CMOS/望遠レンズ(F3.0・5P)でハイブリッド10倍・デジタル50倍ズームに対応。

IMX689は4画素を1つにまとめて通常1画素1.12μmのところ1画素2.24μmの1200万画素相当で撮影可能。なお、超広角カメラで最短3cmまで寄れるマクロ撮影にも対応。カメラの評価団体「DxOMark」によってOPPO Find X2 Proがリアカメラの評価でスマホではNo.1になっています。


OPPO Find X2 Proのリアカメラ


記事執筆:memn0ck


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