確定申告時期で注目が高まる マザーズ上場のfreee「スモールビジネスを、世界の主役に。」のミッション
2019年12月17日に東京証券取引所マザーズへ上場したfreee株式会社。freeeといえば「クラウド会計ソフト freee」で知られていますが、確定申告の時期になりますます注目を集めています。
12月17日に行われた上場および戦略に関する記者会見ではCEO・佐々木大輔氏がfreeeの戦略について語りました。
freeeはスマートフォンアプリからも簡単に利用できる統合型クラウド会計ソフト。会計や人事などにかかるコストを効率化することができ「自動で、経営を軽くする」ことができるというわけです。ミッションとして「スモールビジネスを、世界の主役に。」と掲げているfeee。
特に最近では確定申告における電子申告の事前準備のナビゲートページ「freee電子申告開始ナビ」を提供も開始され、副業をする人や個人事業主の人たちからも注目されています。これは確定申告を電子申告するために必要な、e-taxの利用者識別番号の取得や、電子証明書の登録等の準備に必要な手続きも完結させることができるサービス。電子申告には税務署の窓口に並ぶ必要がなく、自宅や事務所から申請できるなどのメリットもあり、平成30年度の所得税申告のオンライン(e-Tax)利用率は57.9%と前年から3.4ポイント増加するなど電子申告は増加傾向にあり、今後も電子申告が拡大することが予想されています。
佐々木氏は会見でも今後クラウド会計は浸透していくと予想していると話していました。freeeによってビジネスの効率化が実現するのか注目です。