5つの機能で警備の現場を守るセントラル警備保障が開発した自律移動型警備ロボット


近未来のアニメやSF映画に登場する自立型の警備用ロボット。アポを取っていないとつまみ出されたり、逆に訪問時に出迎えて案内してくれたりと日常生活で欠かせない役目を担っていることが多い。そんな世界が到来しそうだ。セントラル警備保障(以下、CSP)は、自律移動型警備ロボットを開発したと発表した。

■人材不足対応と警備品質のさらなる向上を目指す
11月にセコムの社員が警報器の誤作動で駆け付けた契約者宅に合鍵で侵入し貴金属を窃盗するという事件が起きた。現在の日本では、アニメに出てくるような犯罪係数を計測する仕組みもなければ、人を犯罪をする人、しない人に分類する制度も存在していない。警備会社が犯罪を犯しそうな人を雇う可能性を完全に排除できないのが実情だ。

そこでCSPは、警備員の労働力不足への対応や、警備品質のさらなる向上を目指すには警備ロボットの活用が必要であると考え、正確な自律移動性能と異常スクリーニング機能を実装した警備ロボットの開発を進めてきた。

警備ロボットに求められる機能は、警備の本質でもある「被害の未然防止」、「被害の拡大防止」をいかに実現するかということだという。近年、画像解析技術をはじめとする技術の発展により、ロボットは警備員の補完として大きく期待されるようになっている。同社は今後さらなる技術開発を進め、より顧客の期待に沿えるような警備ロボットを引き続き開発していくとしている。

■搭載機能
1. 顔認証機能(ホワイトリスト検知、ブラックリスト検知)
2. 物体認識(白杖検知、刃物検知など)
3. 高温物体検知
4. 全方向カメラによる画像録画機能
5. 遠隔威嚇機能(サイレン威嚇、フラッシュライト威嚇)

■想定されるユースケース
1. 駅・空港などの公共的空間における巡回警備
2. オフィスビルでの立哨警備
3. 商業施設での巡回警備
4. その他、巡回や立哨業務を必要とされる施設

■警備ロボットの機能と運用イメージ
(1)アラート検知
(2)位置情報把握
(3)スマートフォンへ通知(異常内容・位置情報)
(4)音声・フラッシュによる威嚇操作






■セントラル警備保障

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook

上海問屋に関連した記事を読む
・俺の嫁召喚ツール「Gatebox」とチャットボットAI「ObotAI」を使って接客対応を可能にする多言語対応バーチャル接客ソリューションを「Gatebox」×「ObotAI」で開発し国内販売
・長野県駒ヶ根市とJOCAが挑むリゾートテレワークの実態を取材してきた
・先手必勝の自己防衛!読み取られてからじゃ遅い!キャッシュレス時代の必需品スキミング防止機能つきカードケース
・拡大してよく見える!基盤へのはんだ付け、電子工作やプラモ制作などに超便利なクリップ固定式フレキシブルアームルーペ
・両手でスマホゲームがプレイできる便利グッズ!最大6本の指で操作可能なスマホ用ゲームコントローラー

共有する

関連記事

【ケータイラボ】3.2メガピクセルカメラやGPS機能が使える!ハイスペックケータイ「813T」

「813T」は、コンパクトなボディーに、3.2メガピクセルカメラやGPS機能を内蔵した東芝製のハイスペックケータイ。発売時期は3月上旬以降を予定し、価格はオープンプライス。「813T」は、落ち着いた雰囲気の上質感漂うクールカラーをま…

【デジカメ調査室】トリプルブレ補正機能を搭載したキュートなデジカメ「FS1」

「FS1」は、薄さ24.2mmのスリムなボディに、600万画素CCDとトリプルブレ補正機能を搭載したコンパクトなデジタルカメラ。2月9日より発売が開始され、カラーバリエーションは、シルバー、ブルー、ピンクの3色。価格は、オープンプライ…

【ケータイラボ】ほぼフルスペックの高機能ケータイ「W52T」

3インチのワイドVGA液晶画面(800×480ドット)にワンセグ、デジタルラジオ、おサイフ機能にBluetoothなど、現在auの携帯電話で考えられるほとんどのスペックが詰め込まれた高機能端末「W52T」が発売になった。ただ、auの高速通信規格「…

【気になるPC】世界初!Vista新機能″SideShow″搭載のノートPC「ASUS W5Fe」

ASUSから、SideShowを搭載した世界初のノートPC「W5Fe」が発売された。SideShowとは、「SideShowデバイス」というPC本体とは別のデバイス接続して、SideShowガジェットというVista上のソフトウェアから表示を制御する機能だ。W5Feではこ…

【デジカメ調査室】名機の血統復活!オリンパス初の手ぶれ補正機能付き一眼レフデジタルカメラ「オリンパス E-510」

オリンパスは、手ぶれ補正機能を搭載した1000万画素デジタルカメラ「E-510」を7月に発売する。ボディのみの価格は、12万円前後が見込まれる。名称的には2005年末に発売された「E-500」の後継機となるが、形状や性能を見るかぎり別物に…