Apple、新スマホ「iPhone XS」および「iPhone XS Max」、「iPhone XR」のeSIMはiOS 12.1で利用可能に!FaceTimeのグループ通話も



Apple iPhone XS・XS Max・XRのeSIMはiOS 12.1で利用できるように!

Appleの新しいスマートフォン(スマホ)「iPhone XS」および「iPhone XS Max」、「iPhone XR」では通常のnanoSIMカードスロットに加え、eSIMを内蔵しており、発表会でもデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応していることがアピールされていました。

そんな3機種のeSIMですが、Appleの公式Webサイトにおける「iOS 12」の新機能紹介ページにおいてnanoSIMカードとeSIMのデュアルSIMはiOS 12.1で利用できるようになると案内されています。

また同様に3機種におけるポートレートモードで撮影中の被写界深度調整機能もiOS 12.1で対応予定だとし、さらに機種によらずに「FaceTime」のグループ通話(最大32人まで)などもiOS 12.1で利用可能になるとしています。

なお、eSIMによるデュアルSIMやグループFaceTimeはそれぞれすべての国・地域で利用できるわけではないことが示されています。iOS 12.1は近く配信されると推察されます。


iPhone XSおよびiPhone XS Max、iPhone XRは中国向けのnanoSIMカードスロットが2つあるデュアルSIM対応モデルと、それ以外のeSIM対応モデルがあり、日本向けもeSIM対応モデルとなっています。

eSIMを利用するには携帯電話会社が対応する必要もあり、発表会ではVerizonやAT&T、T-Mobile、Vodafone、Deutsche Telekom、EE、Truphone、Bell、Jio、AirTel、GigSkyが対応することが明らかにされました。

また日本の携帯電話会社でもソフトバンクでは「対応予定」であることを表明しており、NTTドコモやau by KDDIでは「未定」だとしています。iPad向けのeSIMである「Apple SIM」がSoftBankとauが対応しているので、auも対応しそうではありそうでしょうか。

とはいえ、海外に行った時にnanoSIMカードは国内のSIMカードを装着したまま普段使っている電話番号で待ち受けしつつ、現地のプリペイドSIMをeSIMで使うといったシーンが主な使い方になることを考えると、日本国内在住者としては海外の携帯電話会社が対応してくれたほうが嬉しいところですかね。



記事執筆:memn0ck


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