KDDI、au向け最新フラッグシップスマホ「AQUOS R2 SHV42」を発表!縦長6インチQHD+ハイスピードIGZO液晶やツインカメラ、S845、4GB RAMなどを搭載。6月上旬発売予定



au向けにSHAPRの最新フラッグシップスマホ「AQUOS R2」が登場!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は14日、都内にて『「au 2018 夏モデル」に関する説明会』を開催し、アスペクト比9:19の縦長な約6.0インチQHD+(1440×3040ドット)ハイスピードIGZO液晶(約561ppi)を搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R2(型番:SHV42)」(シャープ製)を発表しています。

発売時期は2018年6月上旬以降を予定しており、発売に先立ってauショップなどの店頭や公式Webストア「auオンラインショップ」などにて2018年5月15日(火)10時より事前予約受付が実施される予定です。

また発売を記念して対象期間中にAQUOS R2 SHV42を予約および購入してからAQUOS R2 SHV42にあらかじめインストールされているアプリ「SHSHOW」より応募した人全員にもれなく選べる電子マネーギフト「EJOICA」を最大8,000円分プレゼントするキャンペーンを実施します。応募時に登録したメールアドレスに2018年7月31日までに特典を進呈。

対象期間は予約が2018年5月15日から発売日前日まで、購入が発売日から2018年7月1日まで、応募が発売日から2018年7月8日まで。特典は予約して購入した場合が8,000円分、予約せずに購入した場合が5,000円分。なお、auオンラインショップでの予約・購入は沖縄セルラー電話の契約を除く。詳細は専用応募Webサイト( http://k-tai.sharp.co.jp/campaign/r2cp/shv42/ )をご確認ください。


AQUOS R2 SHV42はシャープから5月8日に発表されたばかりの最新フラッグシップスマホ「AQUOS R2」のau版で、昨夏に発売された前機種「AQUOS R」の後継機種となるシャープ渾身のフラッグシップスマホ第2弾です。すでにSoftBank向け「AQUOS R2(型番:706SH)」も発表されていますが、発売時期は同じ6月上旬となっています。

AQUOS R2は新たに縦長画面でディスプレイの上左右周囲の縁(ベゼル)を狭くしつつ全体的に丸みのあるほぼ全画面デザイン「EDGEST fit」を採用し、画面上中央には「IGZOフリーフォームディスプレイ」によって切り欠き(いわゆる「ノッチ」)を採用し、そこにフロントカメラなどを搭載しています。

また背面には静止画用の他に動画用のカメラも搭載し、同社が“ツインカメラ”と呼ぶデュアルカメラを搭載。もちろん、シャープの「AQUOS」シリーズなので防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)、おサイフケータイ(FeliCa)、ワンセグ・フルセグ(地上デジタルテレビ)にも対応しています。


AQUOS R2 SHV42のカラーバリエーション



AQUOS R2 SHV42にはアクアマインがラインナップ

外観は先行してEDGEST fitを採用したプレミアムコンパクトスマホ「AQUOS R compact」と同じデザインコンセプトで、側面はアルミフレームで内部設計を見直したことによってひねり強度が約40%向上しているほか、背面パネルは光沢感のあるガラス素材を採用。

本体カラーはベースカラーのプラチナホワイトおよびプレミアムブラックのほか、SoftBankではローズレッドでしたが、auでは限定色としてアクアマインが追加された3色展開に。サイズは約156×74×9.0mm、質量は約181g。


AQUOS R2の大きさ




5.3インチだったAQUOS R(左)から6.0インチのAQUOS R2へ

画面はAQUOS R compactではアスペクト比9:17とやや縦長画面としては縦が短かったですが、AQUOS R2では9:19と一般的な縦長画面の9:18よりさらに縦に長いパネルを採用。ディスプレイの下中央には指紋センサー兼ホームキーも搭載しています。

液晶パネルは大きなサイズの「マザーガラス」を作り、そこから切り分けて角の丸みや切り欠き部分を研磨して形成しているとのこと。これにより、角が丸かったり、ノッチを採用することが可能となっています。なお、ノッチはiPhone Xなどのように横幅が広い形状ではなく、AQUOS R compactと同様に幅の狭いタイプを採用。

また100Hz駆動の「ハイスピードIGZO」や「バーチャルHDR」や高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」をサポートし、応答速度も従来製品よりも25%向上し、より操作性を高めているとしています。

さらに映像・音響面でもスマホでははじめて最先端のHDR映像方式「ドルビービジョン」と立体音響技術の「ドルビーアトモス」を採用し、加えて次世代オーディオコーデック「Dolby AC-4」にも対応し、シーンに合わせたリアルな映像と没入感のあるサウンドとなり、さらに「HDR10」や「VP9」などのHDRコンテンツの再生にも対応し、映像をきめ細かく色鮮やかに表示可能に。


背面に搭載したツインカメラは35mm換算で22mm相当の広角レンズ(90°・F1.9)+約2260万画素CMOSと動画撮影用の同19mm相当の超広角レンズ(135°・F2.4)+約1630万画素CMOS「ドラマティックワイドカメラ」の構成。フロントカメラは広角レンズ(90°・F2.0)+約1630万画素CMOSに。

またAI(人工知能)を活用した「AIライブシャッター」によって広角レンズでワイドな動画を撮影中に高画質な標準レンズでオススメの写真を自動的に撮影可能になりました。

これは世界初の機能とのこと。同社ではデュアルカメラをあえて静止画用と動画用として搭載した理由は静止画と動画の撮影に適したレンズやセンサーは異なっており、それぞれに合わせたものを採用しているためとのこと。


なお、動画用カメラのほうは電子式手ぶれ補正を利用するときには画角が狭くなる仕様となっているとのこと。さらにカメラでは新画像処理エンジン「ProPix」を搭載し、ノイズを抑えて夜景シーンを綺麗に撮影できるほか、AIによって自動的にシーンを選択してくれる「AIオート」にも対応。

電池パックは3130mAhバッテリーで、取外不可。急速充電「Quick Charge 3.0」やワイヤレス充電「Qi」に対応。充電などの接続端子はUSB Type-Cを採用。省電力機能はさらに進化し、画面を操作していない間は使用電力を抑える「液晶アイドリングストップ」などの独自技術によって電池持ちがより長くなっているということです。連続通話時間(静止時/日本国内使用時)はau VoLTEで約2110分、連続待受時間(静止時/日本国内使用時)はFDD-LTEおよびWiMAX 2+、TD-LTE方式で約630時間、電池持ち時間は測定中、充電時間は約170分。


他のシャープ製スマホと同様に発売後2年間は最大2回のOSバージョンアップを保証しています。AIによるアシスト機能であるエモパー(COCORO EMOPA)もVersion 8.0)に対応。ハイレゾや緊急速報メールにも対応。通信面ではau回線では下り最大958Mbpsおよび上り最大112.5Mbpsに。SIMカードはシングルSIMでサイズはnanoSIMカード(4FF)を採用。

その他の仕様としてはQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 845」や4GB LPDDR4X内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ(UFS)、2.4および5.xGHzデュアルバンドに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0 LE(最大2Mbps)、microSDXCカードスロット(最大400GB)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、nanoSIMカード(4FF)など。



記事執筆:memn0ck


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・KDDI株式会社向けスマートフォン「AQUOS R2」<SHV42>を商品化|ニュースリリース:シャープ
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・主な特長|AQUOS R2 SHV42|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ

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