勢い増す中国スマホメーカー「OPPO」が日本参入の発表会を2018年1月31日に開催!2018年4月までにミッドレンジのSIMフリースマホを販売へ



OPPOの日本市場参入が来年1月31日に発表へ!

既報通り、スマートフォン(スマホ)などを開発・製造する中国のメーカーであるOPPO Mobile Telecommunications(以下、オッポ)が2018年春に日本市場へ参入に向けて今年8月に日本法人となるOPPO Japanを設立しています。

産経新聞は28日、新たにこの日本市場参入について発表すると見られる発表会を2018年1月31日(水)に東京都内で開催すると伝えています。まずは仮想移動体通信事業者(MVNO)の「格安SIM」など向けに中価格帯のSIMフリースマホを投入するとのこと。


オッポの日本市場参入を伝える産経新聞

オッポは中国や東南アジアを中心にシェアを伸ばしているスマホメーカーで、世界全体の販売台数でも3位で同じ中国メーカーのHuawei Technologies(ファーウェイ)に続く4位グループとしてvivo Mobile Communication(ヴィボ)やXiaomi Communications(シャオミ)とともに付けています。

特徴はセルフィー(自撮り)を中心としたカメラ機能と低価格な高いコストパフォーマンスで、主力の「OPPO R11」などが好調で中国市場では2016年に続いて、2017年も一時ファーウェイに首位を取られたものの、堅調にシェア1位を維持しています。

東南アジアやインドに続いてオーストラリアなどにも進出しており、約30カ国で販売しているとのこと。日本市場でははじめにSIMフリー製品を家電量販店やネット通販で販売し、人材募集にもあったようにNTTドコモなどの大手携帯電話会社への供給もめざしているとしています。


OPPO R11


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・OPPO 関連記事一覧 - S-MAX
・オッポが来春に日本参入へ 中国のスマホ首位メーカー - 読んで見フォト - 産経フォト
・中国スマホ大手オッポ、日本参入 18年春にも: 日本経済新聞
・OPPO Mobile for Smartphones & Accessories - OPPO Global - OPPO Global

共有する

関連記事

【世界のモバイル】SIMロック販売の真実 - こんなに違う海外と日本の実情

最近、日本ではSIMロックやインセンティブ販売についての議論を多く見られるようになった。総務省が「モバイルビジネス研究会」でSIMロック制限について検討をはじめるなど、携帯電話の販売方法についてユーザーに選択肢を与えようとい…

【世界のモバイル】びっくりケータイ集合!こんなものまであるのか?中国面白携帯事情

世界の工場「中国」は、携帯電話の生産でも今や世界一を誇っている。Nokia、Motorola、Samsungなど大手メーカーも中国各地に工場を持っており、世界中に製品を輸出している。その一方、中国の国内端末メーカーは最近元気がない。BirdとS…

【世界のモバイル】世界で勝つケータイメーカー!PRADA携帯をしかけた″LG電子″躍進の秘密

フランス人デザイナーの手による「SIMPURE L2」の発売に引き続き、NTTドコモの704シリーズには世界的なヒットとなった"チョコレートフォン"デザインのL704iが投入されるなど、ここにきて"LG電子"の日本市場へのプレゼンスが高まりつつあ…

【世界のモバイル】ドコモの2in1より便利? 中国のデュアルSIMカード端末

1台の携帯電話で2つの電話番号とメールアドレスが利用できるNTTドコモの「2in1」サービスは"仕事とプライベート"、"メイン用とサブ用”など、電話番号を複数利用したい利用者には便利なサービスだ。諸外国でも同様のサービスはあるが、…

【世界のモバイル】1回線契約なのに複数の端末が利用できる!海外のマルチSIMカードサービスの恩恵

一人で複数の携帯電話を利用したり、ノートPC用にデータ通信カードを利用するなどの回線を複数契約して利用しているユーザーも多いだろう。利用する端末の数が増えれば回線契約も増えるのは当然のことだが、海外では一つの回線契約で複…