Apple、iPhoneやiPadなど向け最新プラットフォーム「iOS 10.3.3」を提供開始!BroadcomのWi-Fiチップによる「Broadpwn」を含むカーネルやWebKitなど多岐に渡る脆弱性修正や不具合改善
AppleがiPhoneなど向けiOS 10.3.3をリリース! |
Appleは19日(現地時間)、iPhoneやiPadなど向けプラットフォーム「iOS」の最新バージョン「iOS 10.3.3」を提供開始したとお知らせしています。
変更点はバグの修正およびセキュリティーの問題の改善などで、カーネルやSafari、WebKit、Safari、CoreAudio、libarchive、libxpcなどの多岐に渡る脆弱性などが修正されおり、先日紹介したBroadcomのWi-Fiチップ「BCM43xx」シリーズを搭載した製品における脆弱性「Broadpwn」(CVE-2017-9417)についても修正されています。
なお、手元のiPhone 7 Plusなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。
今回配信開始されたiOS 10.3.3を含むiOS 10の対応機種はiPhone 5以降およびiPad 4・iPad Air・iPad mini 2・iPad Pro以降、iPod touch(第6世代)。それぞれ無料でダウンロードしてアップデートすることが可能。
アップデートは、各機種本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。また、iTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。
なお、単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone 7 Plusで138.5MBとなっていました。少しでも携帯電話ネットワークのデータ通信量(GB)を減らしたくない場合にはWi-Fiなどを利用しましょう。Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。
iOS 10.3.3にはバグの修正およびiPhoneまたはiPadのセキュリティの問題の改善が含まれます。
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
記事執筆:memn0ck
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