タフネスケータイをハードに使いこなせ!au向け折りたたみ型ガラホ「TORQUE X01」の純正アウトドア用ケース「Hard Holder」や卓上充電用ホルダーを紹介【レビュー】



専用のハードホルダーや卓上充電器でタフネスケータイ「TORQUE X01」をさらに使いこなそう!

auからおよそ6年ぶりに投入された防水・防塵・耐衝撃などに対応したタフネスモデルの折りたたみ型ケータイ「TORQUE X01(型番:KYF33)」が2月24日に発売されました。

以前にauが展開していたタフネスケータイ「G'z One」シリーズの折りたたみ型ケータイでは最終モデルだった「G'zOne TYPE-X(型番:CAY01)」以来、久しぶりとなるアウトドア機能の充実した機種となっています。

OSは新たにAndroidベース(バージョンは5.1)になり、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の操作性を踏襲した、いわゆる「ガラホ」となっており、また耐衝撃などは米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」にも準拠するようになりました。

そんなTORQUE X01をさっそく購入した筆者がこれまでに開封レポート内蔵アプリなどの紹介をしてきましたが、今回は別売りの公式アクセサリーブランド「au +1 collection」から販売されている純正アウトドア用ケース「TORQUE X01 Hald Holder」と専用卓上充電器「卓上ホルダ(KYF33PUA)」を紹介したいと思います。

【TORQUE X01 Hald Holder】

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TORQUE X01 Hald Holderは税込2,700円

au +1 collectionから販売されているTORQUE X01 Hald Holderはその名の通り、TORQUE X01のタフネス性能に合わせてハードに使えるタフネスケースとなっています。au +1 collectionなので、auショップおよび公式Webストア「au Online Shop」、量販店などにて購入可能です。

前モデルであるスマートフォン(スマホ)版「TORQUE G02」でも好評だったハードホルダー同様に本体背面の下側に覆いかぶさるタイプのカバーで、TORQUE G02用カバーと異なる点としては取り付け時、本体に引っかける部分が開閉できるようになり、ネジ止めで固定するようになったことと、カラビナが樹脂(ポリカーボネイト)製に変更されている点です。なお、ネジはコインなどで回せるようになっています。

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本体を挟み込むタイプになりTORQUE G02用のカバーよりも脱着しやすく


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TORQUE X01にカバーを装着した状態

使用時の注意としてはTORQUE G02用のカバーと同様にカラビナはクライミング用には使えないので、実際に山などのアウトドアへ持ち出す場合は注意しましょう。

ちなみにカラビナは留め具を扱う大手国内メーカーの「MERZEN」製で、登山用としては使えないことがカラビナに刻印されています。登山用に使うカラビナはジュラルミン製が大半で、耐久重量などが刻印されています。

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カラビナの注意書き(写真=左)、「MERZEN」のロゴ(写真=右)

登山用としては使えませんが、カラビナ自体の作りはかなりしっかりとしており、登山着やアウターレイヤー(レインウェアやウィンドブレーカー)に接続して、TORQUE X01を下げて使うのであれば十分な強度があります。ただし、このカバーの装着時に欠点が一つだけ発生するのですが、それについては後述します。

【純正「卓上ホルダ」(KYF33PUA)】

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卓上ホルダ(KYF33PUA)は税込734円

卓上ホルダ(KYF33PUA)はTORQUE X01専用の卓上充電器で、すでに開封レポート時にも軽く紹介しましたが、TORQUE X01とは別売りとなっています。

こちらも専用カバー同様、純正品なのでauショップやau Online Shopなどにて販売されています。ただし、au +1 collectionではなく、あくまで純正オプション品の扱いとなるため実店舗で置いている店は多くなく、取り寄せになる場合が多いようです。

実際、筆者は近場のauショップで購入をしようとしたところ、未入荷で取り寄せになりました。とはいえ、その時はまだ発売してまもなく在庫なども十分あったと思われることから取り寄せ依頼から中2日で入荷になりました。

充電台としては、本体背面の充電用接点から充電するタイプのオーソドックスなもので、ホルダに給電するmicroUSB充電器は付属していないため、さらに別途用意する必要があります。手元にあるのであれば、それを流用することも可能です。

ちょっとした"コダワリ"として、卓上ホルダの外観デザインが岩山をイメージした意匠となっていおり、本体の充電とは関係のない部分なのですが、こういった端末の世界観を持った小技はちょっと嬉しかったりします。

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岩山をイメージした充電台のデザイン


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ホルダの背面の注意書き。電力の入出力は共に5Vの1.8A


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卓上ホルダにて充電しているところ


【Hald Holderと卓上ホルダを合わせて使うと……】

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ケースをしたままではホルダに入らない

今回、専用ケースのHald Holderと卓上ホルダを併せて紹介しましたが、前述のカバー装着時の欠点について触れておきます。実は、今回紹介した専用ケースを装着した状態では卓上ホルダに載せて充電をすることができません。

そのため、卓上ホルダで充電をする場合はケースをその都度外さないといけません。スマホ版TORQUE G02とさらにその前機種「TORQUE G01」はともに非接触充電(ワイヤレス充電)「Qi(チー)」に対応しており、カバーを装着したままでも充電を行うことができました。

しかし、TORQUE X01はワイヤレス充電に対応していないため、カバーを装着したままでは、本体下部のmicroUSB端子のカバーを開いて充電しなければいけません。

そのために「本体(microUSB端子カバー)の防水パッキンになるべくダメージを負わせたくない」と「本機をより活用するためにカバーを装着して使う」が両立できなくなっています。

その都度外せばよいだけの話ではあるのですが、やはり面倒で結局筆者はあまり装着しないで持ち歩いています。

とはいえ、遠出する際(特にレジャーへ出かけるとき)には便利なアイテムなので、装着して持ち出すと思いますが。

ちょっとした問題ではあるのですが、実際に使っていて気づいたため、話題にさせてもらいました。これにて、今回の専用オプションアイテムの紹介は終了になります。

これらのアイテム(特に充電台)は本機を常用するうえで重宝するかと思います。実店舗では在庫があればラッキー程度で考えて、取り寄せになるようであれば、au Online Shopでサクっと注文した方が早いかと思います。



記事執筆:河童丸


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