知らない人から友だち申請が増える！？Androidに続いてiPhone向け「LINE」アプリでも電話番号検索に対応――気になる人は検索される設定をオフにしよう
| LINEの友だちを電話番号で検索できる機能がiPhoneでも利用可能に！ |
LINE Corp.は28日、同社が提供・運営するスマートフォン（スマホ）など向け無料通話・無料メールサービス「LINE（ライン）」（ http://line.me ）にて先行して今月20日にAndroid向けアプリにて提供開始していた友だちの検索を電話番号で行える機能をiPhone向けアプリでも提供開始したとお知らせしています。
iPhone向けアプリの最新バージョン5.6.0、Android向けアプリでも5.6.0以上で利用可能。これを受けて、すでにTwitterなどのSNSでは知らない人から友だち追加されたといった投稿もちらほら見かけますので、検索されたくない人は設定をオフにするなどの対策をしておいたほうが良いかと思われます。
同社では青少年保護のため電話番号による検索機能の利用は18歳以上のユーザーに限定されているほか、悪用防止のために一定期間に決められた回数以上の検索や検索失敗をしたユーザーに対しては一時的に検索機能を使用停止にする措置を取るとしていますが、それでも適当に電話番号を入力することで見つけられてしまうこともあります。
検索機能の使用停止措置は現時点では比較的緩く試した限りでは5回連続間違えたりすると1時間程度使えなくなるようです（制限は非公開なので順次変更されている可能性があります）。
特に本名などをそのまま入力している場合には本名と電話番号が一気に取得されてしまうため注意が必要です。知らない人に見つけられないようにするには検索で見つからないようにする「その他」→「設定」→「友だち」から「友だちへの追加を許可」をオフにしておきましょう。
また、友だちへの追加を許可をオフにしていても「その他」→「設定」→「プロフィール設定」もしくは「プライバシー管理」にて「IDによる友だち追加を許可」にチェックをしている場合にはIDによる検索では表示されます。
さらにIDでの検索もオフにしている場合には会った人とLINEアカウントの交換をするときには少し面倒かもしれませんが、「ふるふる」や「QRコード」を利用したほうが良いでしょう。
また、合わせて地味に活用できそうなのはAndroidおよびiPhone向けアプリともに新対応したアドレス帳の連作先を登録時に名前の前に「＃」をつけると「自動友だち追加」の対象から除外される機能。
アドレス帳が#ではじまる連絡先になるのがちょっと気持ち悪い人もいるかもしれませんが、どうしてもアドレス帳には登録するけど、LINEには登録したくない場合には有効でしょう。アプリ配信マーケット「App Store」におけるバージョン5.6.0における新機能は以下のように案内されています。
バージョン 5.6.0 の新機能
- アドレス帳への登録時、名前の前に「＃」をつけると「自動友だち追加」の対象から除外される機能を追加
- 電話番号による友だち検索機能を追加
- iPhoneに保存した写真をKeepへ直接アップロードできるように改善
- Payへ会員加入しなくても決済できるように改善
記事執筆：memn0ck
価格：無料
カテゴリ： 通信