シャープ、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を開発!2016年前半に発売予定――19.5cmで390gの手のひらサイズで持ち歩きも可能



シャープがモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」を発表!

シャープは6日、高さ約19.5cmと小型で手軽に持ち運びができるモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」( http://robohon.com )を開発し、2016年前半に発売すると発表しています。

4G(LTE方式)および3G(W-CDMA方式)のモバイル通信に対応し、音声通話をはじめ、メールやカメラ、液晶タッチパネルなど携帯電話の基本機能を搭載しているほか、新たに開発したフォーカスフリーの小型プロジェクターも搭載しているので、写真や映像、地図などを壁や机などに投影することも可能な製品です。価格や仕様などの詳細について今後発表される予定。

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RoBoHoNはロボットクリエイターでロボ・ガレージ代表取締役の高橋智隆氏と共同で開発し、高橋氏のロボット技術とシャープの携帯電話技術を融合した次世代の携帯情報通信端末です。

2足歩行や起き上がりが可能なヒューマノイドロボットとしては高さ約19.5cmおよび重さ約390gという極めて小型のサイズを実現し、衣類のポケットや鞄などに入れて、屋外へも手軽に持ち運んで使用できます。

また、モバイル通信やIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)に対応し、音声通話をはじめ、メールや頭に約800万画素カメラ、背中にタッチパネル対応の2インチQVGA(240×320ドット)液晶などを搭載し、携帯電話の基本機能を搭載しているほか、新たに開発したフォーカスフリーでHD(1280×720ドット)解像度の小型プロジェクターも搭載しているので、写真や映像、地図などを壁や机などに投影することも可能。

チップセットはQualcomm製1.2GHzクアッドコアCPU「Snapdragon 400 MSM8926」を搭載し、ソフトウェアプラットフォームは独自のものだとのこと。その他、顔認識にも対応。

さらに、各機能はRoBoHoNとの音声対話で簡単に操作でき、ロボットとしてさまざまなコミュニケーション動作やキャラクター性によって自然な対話を実現しているので、愛着を持って使用できます。

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記事執筆:memn0ck


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モバイル型ロボット電話“RoBoHoN(ロボホン)”を開発|ニュースリリース:シャープ

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