ASUSのZenFone Selfie 自分撮りでもリアカメラと同等の高画質撮影が可能



ASUSが自撮りスマホ「ZenFone Selfie」を発表!日本でも発売

ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は1日(現地時間)、台湾・台北で開催されるIT関連展示会「COMPUTEX TAIPEI 2015」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、自撮り(セルフィー)機能をさらに強化した新しいスマートフォン(スマホ)「ZenFone Selfie(型番:ZD551KL)」やブランド名を一新したタブレット「ZenPad」シリーズを発表しています。

ZenFone Selfieは台湾をはじめとした国・地域で2015年第3四半期(7〜9月)から順次発売され、日本でも発売されるとされており、実際にスペック表の対応周波数帯には「TW/JP version」があることが記載されています。

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ZenFone Selfieはは名前にもセルフィーが入っているくらいに自分撮り機能をフィーチャーした約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶(約403ppi)搭載スマホです。背面だけでなく前面のカメラも約1300万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、自分撮りでもリアカメラと同等の高画質撮影が可能です。

また、リアカメラおよびフロントカメラのどちらにも「LED Real Tone Flash」のデュアルLEDライトを搭載。光量だけでなく、フラッシュライトを使った場合でもより自然な色合いで撮影できるとしています。さらに、リアカメラはレーザーオートフォーカス対応で、より高速なオートフォーカスが可能。

デザインや機能は最新フラッグシップモデル「ZenFone 2」とほぼ同じものの、さすがにカメラ周りはより印象付けられています。デザインは背面は曲面によって手にフィットするようになっており、背面に音量上下キー、本体上部側面に3.5mmイヤホンマイク端子および電源キーが配置。

サイズは約156.5×77.2×10.8〜3.9mm、質量は約170gで、カラーバリエーションはPure White(白色)およびChic Pink(桃色)、Aqua Blue(水色)、Glacier Gray(灰色)、Sheer Gold(金色)、Glamour Red(赤色)の6色が用意。ディスプレイを覆う強化ガラスはCorning製「Gorilla Glass 4」を採用。

スペックとしてはOSにAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用し、CPUはZenFone 2とは異なってQualcomm製「Snapdragon 615」、内蔵メモリー(RAM)は2GBまたは3GB(LPDDR3)、内蔵ストレージは16GBまたは32GB、外部ストレージはmicroSDカードスロット(最大64GBまで)、バッテリー容量は3000mAh、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、位置情報(A-GPS+GLONASS)、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、Gセンサー、近接センサー、環境光センサー、磁気センサーなど。

デュアルmicroSIMカードで、片方は2Gのみ。対応通信方式は4G(FDD-LTEおよびTD-LTE)および3G(W-CDMA/UMTSおよびTD-SCDMA)、2G(GSM/GPRS/EDGE)で、LTE UE Category 4対応によって最大下り150Mbpsおよび上り最大50Mbpsまで。4Gの対応周波数帯はTW/JP version(台湾・日本版)ではFDD-LTEが「2100MHz(1)/1900MHz(2)/1800MHz(3)/850MHz(5)/850MHz(6)/900MHz(8)/1800MHz(9)/800MHz(18)/850MHz(19)/700MHz(28)」。

TW/JP version以外にもグローバル版のWW versionのほか、中国版のCN/IN versionおよびCN version、米国版のUS versionと5つのSKUが用意されています。

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記事執筆:memn0ck


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