「Android TV」を搭載した「Nexus Player」、ワイモバイルとソフトバンクが独占販売

ワイモバイルは2015年2月26日に都内で発表会を開催し、Googleの提唱する「Android TV」を世界で初めて搭載したメディアプレイヤー「Nexus Player」を発表。2月27日よりワイモバイルとソフトバンクにて独占的に発売される。価格は1万2,800円。

Google Play アジア太平洋地域統括副社長であるクリス・ヤーガ氏（左）とワイモバイル代表取締役社長兼CEO エリック・ガン氏（右）

発表会にはGoogle Play アジア太平洋地域統括副社長であるクリス・ヤーガ氏も登場。Nexus Playerの発表を祝った。ヤーガ氏は「Androidはスマートフォン向けのモバイルOSとして登場した。そしてこの6年間のうちに、Androidは世界で10億台以上、毎日150万以上が日々使われているなど、大きな成功を収めてきた。マイルストーンとしてはすばらしい数字だ」と強調。

2012年にはタブレットのサポートを開始し、昨年からは新たな方向性を模索して、様々な試みがなされてきたとのこと。その中の1つがSmartWatchのようなウエアラブル端末への取り組みだし、自動車への対応もその一環だ。

家庭にある大画面のデバイスであるTVへ対応したのがNexus Playerだ。自分が楽しんでいるコンテンツをシームレスに、しかも美しくTVへ表示できる。「Nexus Playerは小さなデバイスであり、簡単にTVに取り付けることができる」（ヤーガ氏）。

またNexus Playerはスマートフォンで使っているのと同じように、Huluなど、サードパーティ製のアプリで用意されているコンテンツも表示することができる。リモコンも付属しており、簡単に操作が可能。音声入力での検索にも対応する。YouTubeの動画から、提供されている映画まで検索できるようになっている。

Nexus Playerでは動画コンテンツだけでなく、ゲームを楽しむこともできる。「小さな画面で楽しんでいたカジュアルゲームも付属のコントローラーで楽しめるし、非常にゲームを好きな人であれば、専用のコントローラーを購入すれば、リビングで没入感のあるゲームが楽しめる」とヤーガ氏。

またNexus PlayerはChromecastに対応しているので、Google Castに対応するデバイスを表示することができるとのことだ。

なお「Nexus Playreプレゼントキャンペーン」として、ワイモバイルでNexus 6をMNPで購入した人に、成約特典として0円でNexus Playerがもらえるほか、ソフトバンクでもAQUOS Crystalへ機種変更した人にも成約特典として0円でNexus Playerが提供される。加えてNexus Playerを購入した人には、Google Playで使える2,000円分のコードがプレゼントされる。

このほかのサードパーティが提供するサービスとして、「GYAO！」の無料アプリをAndroid TV向けに最適化し、3月上旬をめどにNexus Playerでも無料配信されることと、「U-NEXT」のコンテンツも5月末にNexus Playerに対応することなどを発表。ワイモバイルとU-NEXTの共同プロモーションとして、30日間無料トライアル特典がもらえるほか、利用者には2,100円分のポイントがプレゼントされるとのことだ。

発表会にはサッカー日本代表本田圭佑さんのものまねで知られるじゅんいちダビットソンさんも登場。「ソウルキャリバー」のデモプレイを行った。

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