LINEとカカクコムが業務提携、第一弾として「LINE@」と「食べログ」の相互連携を開始


LINE株式会社と株式会社カカクコムは、この度、無料通話・無料メールアプリ「LINE(ライン)」で展開するビジネスアカウント「LINE@」と、カカクコムが運営するグルメサイト「食べログ」において、店舗向けサービスの提供を推進する業務提携を締結した。

「LINE@」は、2012年12月より様々な地域でビジネスを展開している飲食・アパレル・美容・宿泊施設などの実店舗を対象に、ユーザーと店舗を繋いで店舗の販売促進をサポートするサービスを展開しており、現在累計アカウント開設数14万件を突破している。

いっぽう「食べログ」は、「信頼のできるレストラン選び」をコンセプトに2005年3月に開設し、ユーザーから寄せられたクチコミと点数評価から、独自に設けたロジックでレストランランキングを算出、提供している。

現在、掲載レストラン数は約80万件、月間利用者数は6369万人、口コミ件数は約600万件を超える国内最大級のグルメサイトへと成長。

この度、両サービスは、店舗とユーザーのさらなる利便性と接点の向上のため業務提携を締結、その第一弾として「LINE@」のアカウントページと「食べログ」店舗ページの相互連携を開始した。

「食べログ」が提供する有償サービスを契約した店舗が、合わせて「LINE@」にも加入すると、「食べログ」店舗ページに「LINE@」の友だち追加ボタンが掲載されるようになる。

また、「LINE@」アカウントページにも「食べログ」店舗ページへ遷移する食べログアイコンが表示され、双方の店舗ページでの連携が可能となる。

店舗は「食べログ」内での掲載を通じた認知拡大、新規来店促進のみならず、ユーザーが「LINE@」で店舗のアカウントを追加することで、初回来店後も継続的な情報発信が可能
となり、再来店促進を見込むことができる。実際のサービス提供開始は2月下旬を予定している。

これにより、LINEは「食べログ」を利用する多くのユーザーを「LINE@」へ案内し、友だち登録に繋げることで「LINE@」利用ユーザーのさらなる拡大を図ることが可能になる。

また、カカクコムは「食べログ」の有償サービスと併せてユーザーに対し継続的に来店を促進できる「LINE@」を店舗に提案することにより、「食べログ」加盟店舗のより一層の拡大を図ることができる。

今回の業務提携を通じて、両サービスの事業展開を一層加速させ、店舗とユーザーを繋ぐO2Oプラットフォームサービスとして引き続き様々な取り組みを行うとしている。

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