ソニーとWiL、スマホ連携によるドアの開閉などを行える「スマートロック」製品の開発などする合弁会社「Qrio」を設立!2015年度に発売予定
来年度はスマートロックが来る? |
ソニーとWiLは12日、スマートフォン(スマホ)などと連携することでドアの鍵などのロック開閉を管理する「スマートロック」の製品を開発・製造・販売・運営を行なう合弁会社「Qrio」設立の契約を締結したと発表しています。
新会社は2014年12月中の設立を予定しており、資本金は3億3,350万円、出資比率はWiLが60%、ソニーが40%となっています。
スマートロックは無線セキュリティー技術を活用してスマホなどのモバイル機器のアプリから住宅などの鍵の施錠・開錠ができる電子鍵です。
住宅などのオーナーがアプリ上で認証するゲストはスマホなどを介して鍵を開閉することが可能になり、スマートロックの活用によって物理的に鍵を貸与しなくても家族や友人の間、また、不動産業者間などでスマホなどのモバイル機器を鍵代わりとして施錠・開錠ができるため、鍵の受け渡しなどの手間を省くことができるようになります。
今回、ソニーとWiLの合弁会社を設立したことは大手企業のオープンイノベーションを促進するWiLと新規事業の創出を推進するソニーが共同出資する形となっており、今後市場の拡大が予測されるスマートホーム領域において、ソニーが保有する無線セキュリティ技術、公開鍵認証技術などを活かしたスマートロック「Qrio Smart Lock」を開発、製造し、来年度より、個人および法人に向けて販売開始する予定だとしています。
また、すでにクラウドファンディングサービス「makuake」にてQrio Smart Lockが資金調達を実施し、すでに目標金額を達成。出資した人には製品が渡される予定で、すでに「Qrio Smart Lock×1個 早期割引25%OFF」(限定200個)の11,250円コース(税抜)は売り切れており、「Qrio Smart Lock×1個 特別価格20%OFF」の12,000円コースおよび「Qrio Smart Lock×2個 早期割引25%OFF」(限定100セット)の22,500円コース、「Qrio Smart Lock×2個 特別価格20%OFF」の24,000円コース、「Qrio Smart Lock×5個 特別価格25%OFF」の56,250円コース、「Qrio Smart Lock×10個 特別価格25%OFF」の112,500円コースは受け付けています。それぞれ2015年5月中に配送予定。価格はすべて税抜。
サイズ | 長さ111mm幅55mm高さ63.5mm |
重さ | 332g(電池を含む) |
素材 | アルミ、ABS樹脂等 |
対応予定OS | iOS 7以上、Android 4.4以上 |
通信 | Bluetooth 4.0 Low Energy (BLE) |
付属品等 | 本体、電池(CR123A)x4、粘着シート、取り付け位置決めガイド、取扱説明書 |
記事執筆:memn0ck
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・Sony Japan | ニュースリリース | WiLとソニー、スマートロック事業を行う合弁会社を設立
・世界最小!「Qrio Smart Lock」で世界中の鍵をスマートに | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)