Microsoft、スマートウォッチ「Microsoft Band」とフィットネスプラットフォーム「Microsoft Health」を発表!タッチ操作対応1.4インチフルカラーTFT液晶や心拍計、GPS、UV計などを搭載



マイクロソフトがスマートウォッチ「Microsoft Band」とプラットフォーム「Microsoft Health」を発表!

Microsoft(マイクロソフト)は29日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどとBluetoothで連携するスマートウォッチ「Microsoft Band」と健康支援&フィットネスプラットフォームと同名のスマホ向けアプリ「Microsoft Health」を発表しています。

Microsoft Bandは翌30日からアメリカ(米国)にて直営Webショップ「Microsoft Store」で販売開始され、価格は199ドル(約22,000円)。日本での発売については現時点では不明。

一方、Microsoft HealthはMicrosoft Bandで記録する各種活動量などをクラウド上に記録・保存するプラットフォームで、Microsoft Bandに対応したスマホなど向けアプリを利用してデータを同期します。対応アプリはWindows Phoneだけではなく、AndroidおよびiOS向けがすでに配信開始されています。

また、同社では近日中にMicrosoft Healthに対応したSDKを提供予定で、フィットネスなどのサードパーティー製アプリと連携できるようになるということです。

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Microsoft Band


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内側には心拍センサーが搭載


Microsoft BandはBluetooth 4.0 LEによってスマホなどと連携できるスマートウォッチ(腕時計型ウェアラブルデバイス)です。対応プラットフォームはAndroid 4.3〜4.4およびiOS 7.1以降、Windows Phone 8.1以降となっています。

サイズは約11×33mm、質量は約60g。バンドはプラスチック製で、サイズがSおよびM、Lが用意され、それぞれ高さが39mm、41mm、49mmまでとなっています。耐水および耐塵に対応。

静電容量式タッチパネル対応1.4インチ320×106ドットTFT液晶を搭載し、音声通話やメール、Facebook、Twitterなどの通知を表示できるほか、天気やファイナンス(株価)、時計、カレンダー、タイマー&ストップウォッチなどを表示可能。

また、マイクを搭載しており、Windows Phoneに搭載されている音声入力サービス「Cortana」にも対応しています。

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さらに、通常のウェアラブル製品と同様に各種歩数や睡眠量などの活動量を計測でき、フィットネスやワークアウトなどを記録できます。これらのデータは「Runkeeper」や「Gold's Gym」、「MyFitnessPal」といったサードパーティー製アプリと連携可能。

この他、大手コーヒーショップチェーンのStarbucks(スターバックス)が米国で提供している「Starbucks Card」と連携すれば、Microsoft Bandで支払いができるようになるとのこと。

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アプリはAndroidおよびiPhone、Windows Phoneに対応


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iPhone向けアプリの画面


センサーは心拍センサー(光学式)や加速度センサー(3軸)、ジャイロセンサー、環境光センサー、皮膚表面温度センサー、紫外線(UV)センサー、静電センサー、ガルヴァニック皮膚反応(皮膚表面湿度)センサー、GPSを搭載。

バッテリーは2つの100mAhリチウムイオンポリマー電池を内蔵し、通常の利用方法で約2日(48時間)の使用が可能で、充電時間は最大1.5時間。充電は専用マグネット式USBケーブルで行います。その他、スペックはCPUがARM Cortex M4 MCU、内蔵ストレージが64MB。

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記事執筆:memn0ck


[Image] QRコードアプリ名:Microsoft Health
価格:
カテゴリ: 健康&フィットネス

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