ソニーモバイル、Android Wear搭載スマートウォッチ「SmartWatch 3 SWR50」と電子ペーパー搭載リストバンド型ウェアラブル端末「SmartBand Talk SWR30」を日本国内にて11月下旬に発売



ソニーが「SmartWatch 3」と「SmartBand Talk」を日本で11月下旬に発売!

ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)は24日、Googleが開発するウェアラブル向けプラットフォーム「Android Wear」を搭載したスマートウォッチ(腕時計型デバイス)「SmartWatch 3 SWR50」と電子ペーパー搭載リストバンド型ウェアラブル端末「SmartBand Talk SWR30」を日本国内にて2014年11月下旬に発すると発表しています。

販売拠点は直営Webストア「Xperia Store」および「ソニーストア」(ソニーマーケティング運営)、家電量販店となっており、オープンプライスながら市場予想価格はSmartWatch 3 SWR50が2万5000円前後、SmartBand Talk SWR30が1万8000円前後になる見込み。なお、SmartWatch 3 SWR50についてはKDDIおよび沖縄セルラーから「au 1+ collection」としても販売されます。

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SmartWatch 3 SWR50およびSmartBand Talk SWR30はともに現地時間今月3日にドイツ・ベルリンにて行われた「IFA 2014」に合わせて発表されたウェラブル端末で、SmartWatch 3 SWR50がソニーモバイルでははじめてAndroid Wearを搭載し、スマートウォッチとしては「SmartWatch」シリーズの3作目、SmartBand Talkが電子ペーパーによる各種情報の表示に対応し、今春に発売した「SmartBand SWR10」の流れを汲む製品となっています。

両機種ともにAndroid向けに提供されているライフログアプリ「Lifelog」と連携して各種活動量などを計測でき、日々の生活をどう送っているのかを楽しみながら把握できるようになっています。対応機種はSmartWatch 3 SWR50がAndroid 4.3(開発コード名:JellyBean)以降でBluetooth 4.0(BLE)対応製品、SmartBand TalkがAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)以降でBluetooth 3.0対応製品。

なお、IFA 2014に合わせて行われたプレスカンファレンスではLifeLogアプリのパソコン(PC)など向けWebサービスやオープンAPIを公開することも発表されています。

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SmartWatch 3 SWR50はGPSや4GB内蔵メモリーを搭載し、ユーザーの行動に基づいて、有益な情報やサービスを提供するだけでなく、スマホなどと離れた場所にいても本体のみでの音楽再生やコミュニケーションなどが可能となっています。IP68準拠の防水にも対応。

Android Wearを採用しているものの、Lifelogアプリに対応しており、歩数や睡眠などの活動量だけではなく、コミュニケーションやミュージック、カメラなどの記録できるようになっています。

スペックは約1.6インチ320×320ドット半透過型TFT液晶や1.2GHzクアッドコアCPU(ARM v7コア)、512MB内蔵メモリー(RAM)、4GB内蔵ストレージ(eMMC)、420mAhバッテリー(スタンバイ時約2日の電池持ち)、加速度センサー、磁気センサー、ジャイロセンサー、光センサー、バイブレーター、GPS、NFC、Bluetooth 4.0、microUSB、無線LAN(Wi-Fi)など。

サイズは約36×10×51mm、質量は約38g(ともにリストバンド部分は除く)。ベースカラーのブラックおよびライムに加えて、オプションバンドとしてホワイトやピンクなどのバリエーション豊かなカラーバンドも順次発売予定。

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一方、SmartBand Talk SWR30はSmartBandシリーズの2機種目となり、常時表示が可能な1.4インチ296×128ドット曲面型電子ペーパーを搭載したほか、新たにハンズフリー通話とボイスコマンド機能に対応し、声による直感的な操作によってライフログの進捗を手元で確認できるようになっています。また、活動量計としてもより正確に位置情報を取得できたり、上下の移動も計測できる気圧センサーが搭載されました。

スペックとしては256KB内蔵メモリー(RAM)、2MB+128MB(NAND型)の内蔵ストレージ(Flashメモリー)、加速度センサー、気圧計、バイブレーター、microUSB端子など。IP68準拠の防水にも対応。

サイズはコア部分が約47.5×22.3×9.5mm、リストバンドが約232mm(Sサイズ)もしくは約255mm(Lサイズ)、質量はコア部分が約12g、リストバンドSサイズ込みで約24g、リストバンドLサイズ込みで約26gとなっています。

ベースカラーはブラックとホワイトで、これらに加えて、付け替え可能なリストバンド型の設計により、ライム&ピンク、レッド&ブルーの2色セットのカラーバリエーション(別売)が用意されます。

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記事執筆:memn0ck


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Sony、Android Wear搭載スマートウォッチ「SmartWatch 3」と曲面電子ペーパー搭載の音声通話対応活動量計「SmartBand Talk」を発表!日本を含め秋以降に発売――LifelogのWeb版やオープンAPIも公開へ - S-MAX
最新のAndroid Wear™搭載の『SmartWatch 3』と、曲面型電子ペーパーディスプレイ採用で音声機能にも対応した『SmartBand Talk』を発売〜スマートフォンと専用アプリケーションを組み合わせ、ライフログ(日常の記録)を活用するスマートウェア商品群を拡充 〜 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
SmartWatch3 SWR50 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
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